熊野古道の大峰奥駆道
・概要
何年か前にも熊野大社から玉置神社まで歩いたけど、
その時は7月初旬。
暑さと虫の多さ(アブ?が数匹常にあたまの回りを飛び回っている・・うっとうしい!!)
でギブアップ。
下っている途中に近くの工事現場のトラックの運転手さんが十津川村バス停まで連れて行ってくれた・・
大変感謝しています!
・敗因
今回は5月の初旬、気温はちょうど良い。
ではなんで撤退したかと言うと・・・
念には念を入れた準備のせいで荷物が重くなり、
膝が悲鳴をあげました。
具体的には右ひざの外側が初日の後半から痛み出し、
一晩寝てもほとんど変わらず、むしろ歩く程に痛みは強くなり、
最後は膝を曲げる事ができなくなりました。
撤退しようにもかなりの時間を山道を下らなければいけないのがこのコースの辛い所。
しかも地図にある道が見当たらず、地図にある時間の目安もあまり当てにならず、
その時の気持ちは「あーーー・・これバス間に合わんな。」でした。
下りながらやっぱり初日の夕方に撤退しておけばよかったと、何度も思いました。
みなさんは痛みが出たら早めの撤退をお勧めいたします。
(そんなやわな人は私くらいかもしれませんが・・)
・余計だった荷物
食料(何故か朝昼晩全てラーメンを食べる気で12袋持っていた。実際はラーメン食べてる暇は無いかった。)
※食料はこれ以外にプロテインバー数本、冷凍チャーハン2袋、せんべい、チョコ、飴、ナッツ、など多すぎた!
コップ 使わなかった。
サンダル 使わなかった。
ちょっとした袋 なくても大丈夫。
その他:BUNDOKのテントがちょっと重いのでもう少し軽いものを希望します。
・コースとタイム
一日目
8:30 吉野駅 出発
8:55 金峯山寺
9:59 西行庵
10:13 青根ヶ峯
11:37 足摺宿
12:12 二蔵宿
13:28 大天井ヶ岳
15:32 陀羅尼助茶屋(?)
16:22 大峯寺 本堂
17:00 小笹宿 到着(テント泊)(宿は最大3名トイレ無し)
二日目
5:00 小笹宿 出発
5:50 女人結界 (ここに着くまで踏み跡を間違え少し迷って鹿に出会う。迷ったらわかる所まで戻ろう!)
8:01 稚児泊 (少し印探しにくい)
8:44 七曜岳
10:03 行者還岳
10:45 行者還宿
11:04 天川辻(ここから天川村(小坪谷)へ向かった。)
※踏み跡、印、共に不明瞭。斜面は滑りやすく崩れやすい。(私は一度数m滑り落ちました。)
12:15 看板「登山道順」
※ここからは雨季には川になるであろう川沿いを下る。印多い。ずっと降りると段々川が近づく。
川を左手に見ながら歩いていると歩きやすい道になってくる。そうしたら国道までもうすぐ。
13:18 吊り橋 (吊り橋の先は国道309号線。右手側に曲がって川を右手に見ながら進む。)
13:37 大川口 (右の細い道ではなく左の大きい道(川下)へ行こう。)
15:58 天川川合バス停付近 到着
※近くには道の駅のようなお店がある。おばあちゃんが慣れない様子でソフトクリームを巻いてくれたり、
天川村のハチミツや野菜(当帰!初めて見た!)、ジビエも売ってたり、木材加工品もある。
(私はこういうの大好き。)
・まとめ
今回の反省点はやはり荷物の量。朝と昼はカロリーメイトやゼリー、羊羹、せんべい、梅干しなど、軽食でまかなえた。
夜も冷凍チャーハンを二袋持っていったらもしかしたら大掛かりなガスはいらないのでは?ライター等はあった方がいいけれど。あとは使わないコップやカバー、サンダルも無くて良かった。そしてテント、BUNDOKのテントは良いんだけどでかくてちょっと重いからこれも削れる・・。
また、タイミングが合えば、残りの行程を歩きに行こうと思います。
今回の反省を踏まえてね☆彡