全日本剣道連盟(以下「全剣連」)は、6月10日付で「対人稽古 自粛のお願い」を解除するとともに「稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライ ン」(以下「全剣連ガイドライン」)を制定しました。 皆様におかれては、剣道の稽古がいわゆる「3密(密閉、密集、密接)」に該 当する恐れがあり、又新型コロナウイルスの感染源となりうる口からの飛沫飛散 が非常に多いという事実を踏まえ、この全剣連ガイドラインに沿って稽古を再開 して頂くようお願いします。
【対人稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン】
全日本剣道連盟
(一部抜粋)
〇稽古に参加するにあたって
■基礎疾患のある者は稽古に参加しない。
☆基礎疾患のある者とは、「糖尿病、心不全、慢性閉塞性肺疾患 (COPD)、透 析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用い ている方など」をいう。
☆やむを得ない事情があってこれらの者が稽古に参加しようとする場合は、あらかじめ主治医の了解を得ること。
■以下の条件に該当する者は稽古に参加しない。
㋹体調がよくない場合
☆発熱、咳、咽頭痛などの症状がある場合
☆症状がなくても感染している場合があるので、体調が普段と異なる 時は、稽古への参加を慎重に判断すること
㋹同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
㋹過去 14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
㋹所属団体の会員以外の者(当面)
■稽古に参加する者は、自宅と稽古場所の往復の際にはマスクを着用し感染 予防に努める。
(留意事項)高齢者の稽古
高齢者は、新型コロナウイルス感染症に感染した場合、一気に重症化しや すく、また、死亡率も高いと言われている。 厚生労働省による情報提供でも、「特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方で は重症化するリスクが高いことも報告されています。 ※年齢ごとの死亡 者の割合:60 歳以上の者 6%、30歳未満の者 0.2%(中国における報告)」 としている。 したがって、高齢者、例えば 60 歳以上の方は、稽古の再開について若年層以上に慎重な判断が必要であり、稽古再開を 7 月以降にするなど自ら配慮 されたい。
〇稽古を始める前に
■稽古前に検温を行い、発熱がある場合は、稽古しない。
☆発熱がなくても、咳、咽頭痛がある場合も、稽古しない。
■稽古前に、手洗い、うがい、アルコールによる手指の除菌を行う。
■稽古の都度、記帳(氏名、連絡先等)を行う。
„■着替えは自宅で行う、又は更衣室を交代で使用する等、更衣室の密集を避 ける。
■床の清掃、除菌を行う。
〇稽古に当たって
■準備体操、素振り等は、原則一列となって同じ方向を向き、向かい合わない。やむなく向かい合う場合又は 2 列以上になる場合はおよそ 2m の距離を取る。発声も極力控える。
■稽古を行う者は、飛沫の飛散防止等のため、以下の対応を行う。
㋹稽古を行う者は、装着した者から相手への飛沫の飛散を防止するため、 必ずマスク(以下「面マスク」)を着用する。
☆面マスクは、呼吸障害を起こさないようにするため、通気性のある ものや、顎の部分を締め付けないもので吐息が下部と側方に逃げる ものが望ましい。なお、密閉性の高い医療用マスクは避ける。
☆手拭いに紐をつけ、鼻の部分を覆った上、頭部の後ろで結ぶことも 考えられる(この場合、顎の部分は締め付けないようにして、マスク下部や側方の通気性を確保する)。 面マスクは、手ぬぐいを使用したものをサンプルとして添付するの で、参考にされたい。(意匠登録出願中)
㋹稽古を行う者は、主に相手からの飛沫を防止するため、シールドの着用 を強く推奨する。特に 60 歳以上の高齢者は、着用すべきである。
☆ シールドとは、眼、鼻、口の部分を覆う程度の大きさで、ポリカー ボネイト積層板等の素材で製作された、面金内側に装着する用具。 なお、素材は特に指定しない。
☆シールドは、眼、鼻、口を覆うのであれば、一体型(一枚)でも、 複数枚を組み合わせるものであってもよい。
☆シールドについても、写真を添付するので、参考にされたい。
☆また、これらの用具を装着した稽古により熱中症が発症することを 防ぐため、稽古時間の短縮、こまめな水分補給、体育館・道場の温 度管理に常に留意する。
【補足説明】
■密集(「3 密」の一つ)を避けるため、以下の事項を遵守する。
㋹稽古は、密集を避ける観点から適正人数で行う。
㋹稽古時、元立ち間の間隔は 2 メートル以上とする。この結果、同時に 稽古できる人数が、当該道場・体育館等の稽古可能な上限人数とする。
☆元立ちの立つ位置に、2 メートル毎に目印(テープ)を貼ることも 考えられる。
㋹2 部制などにより密集を避ける工夫をする。
㋹休憩時間中はマスクを着用するとともに、過度な接触を行わせない。
㋹見学者は、原則、道場、体育館の内部に入れない。
㋹児童等の保護者は、道場、体育館で十分な広さがない場合、外で待機するようにさせる。
■新型コロナウイルスの感染源となりうる口からの飛沫飛散を防止するため に次の事項に留意する。
㋹稽古での発声は、極力抑制する。
㋹鍔競り合いは避ける。練習中、やむを得ず鍔競り合いとなった場合は、 すぐに分かれるか引き技を出し、発声は行わない。
■感染のリスクを低めるため、稽古時間は 1 時間を目安とする。また、30 分 に 1 回 5 分程度、窓の開閉や送風機の使用により、十分な換気を行う。
〇稽古の後に
■稽古終了後、先生や先輩等へ礼を行う際は、2m の間隔をあける。
■稽古終了後は、面マスクをビニール袋に入れて持ち帰り、洗浄、除菌を行 う。
■稽古後、剣道具(特に面、小手)、使用済みのシールドは、アルコール噴霧 により消毒。
■剣道着・袴・手拭い・竹刀は稽古終了の都度持ち帰り、洗濯や除菌を行う ことが望ましい。
■稽古後も、手洗い、うがい、アルコールによる手指の除菌を行う。
【対人稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン】
全日本剣道連盟
(一部抜粋)
〇稽古に参加するにあたって
■基礎疾患のある者は稽古に参加しない。
☆基礎疾患のある者とは、「糖尿病、心不全、慢性閉塞性肺疾患 (COPD)、透 析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用い ている方など」をいう。
☆やむを得ない事情があってこれらの者が稽古に参加しようとする場合は、あらかじめ主治医の了解を得ること。
■以下の条件に該当する者は稽古に参加しない。
㋹体調がよくない場合
☆発熱、咳、咽頭痛などの症状がある場合
☆症状がなくても感染している場合があるので、体調が普段と異なる 時は、稽古への参加を慎重に判断すること
㋹同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
㋹過去 14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
㋹所属団体の会員以外の者(当面)
■稽古に参加する者は、自宅と稽古場所の往復の際にはマスクを着用し感染 予防に努める。
(留意事項)高齢者の稽古
高齢者は、新型コロナウイルス感染症に感染した場合、一気に重症化しや すく、また、死亡率も高いと言われている。 厚生労働省による情報提供でも、「特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方で は重症化するリスクが高いことも報告されています。 ※年齢ごとの死亡 者の割合:60 歳以上の者 6%、30歳未満の者 0.2%(中国における報告)」 としている。 したがって、高齢者、例えば 60 歳以上の方は、稽古の再開について若年層以上に慎重な判断が必要であり、稽古再開を 7 月以降にするなど自ら配慮 されたい。
〇稽古を始める前に
■稽古前に検温を行い、発熱がある場合は、稽古しない。
☆発熱がなくても、咳、咽頭痛がある場合も、稽古しない。
■稽古前に、手洗い、うがい、アルコールによる手指の除菌を行う。
■稽古の都度、記帳(氏名、連絡先等)を行う。
„■着替えは自宅で行う、又は更衣室を交代で使用する等、更衣室の密集を避 ける。
■床の清掃、除菌を行う。
〇稽古に当たって
■準備体操、素振り等は、原則一列となって同じ方向を向き、向かい合わない。やむなく向かい合う場合又は 2 列以上になる場合はおよそ 2m の距離を取る。発声も極力控える。
■稽古を行う者は、飛沫の飛散防止等のため、以下の対応を行う。
㋹稽古を行う者は、装着した者から相手への飛沫の飛散を防止するため、 必ずマスク(以下「面マスク」)を着用する。
☆面マスクは、呼吸障害を起こさないようにするため、通気性のある ものや、顎の部分を締め付けないもので吐息が下部と側方に逃げる ものが望ましい。なお、密閉性の高い医療用マスクは避ける。
☆手拭いに紐をつけ、鼻の部分を覆った上、頭部の後ろで結ぶことも 考えられる(この場合、顎の部分は締め付けないようにして、マスク下部や側方の通気性を確保する)。 面マスクは、手ぬぐいを使用したものをサンプルとして添付するの で、参考にされたい。(意匠登録出願中)
㋹稽古を行う者は、主に相手からの飛沫を防止するため、シールドの着用 を強く推奨する。特に 60 歳以上の高齢者は、着用すべきである。
☆ シールドとは、眼、鼻、口の部分を覆う程度の大きさで、ポリカー ボネイト積層板等の素材で製作された、面金内側に装着する用具。 なお、素材は特に指定しない。
☆シールドは、眼、鼻、口を覆うのであれば、一体型(一枚)でも、 複数枚を組み合わせるものであってもよい。
☆シールドについても、写真を添付するので、参考にされたい。
☆また、これらの用具を装着した稽古により熱中症が発症することを 防ぐため、稽古時間の短縮、こまめな水分補給、体育館・道場の温 度管理に常に留意する。
【補足説明】
■密集(「3 密」の一つ)を避けるため、以下の事項を遵守する。
㋹稽古は、密集を避ける観点から適正人数で行う。
㋹稽古時、元立ち間の間隔は 2 メートル以上とする。この結果、同時に 稽古できる人数が、当該道場・体育館等の稽古可能な上限人数とする。
☆元立ちの立つ位置に、2 メートル毎に目印(テープ)を貼ることも 考えられる。
㋹2 部制などにより密集を避ける工夫をする。
㋹休憩時間中はマスクを着用するとともに、過度な接触を行わせない。
㋹見学者は、原則、道場、体育館の内部に入れない。
㋹児童等の保護者は、道場、体育館で十分な広さがない場合、外で待機するようにさせる。
■新型コロナウイルスの感染源となりうる口からの飛沫飛散を防止するため に次の事項に留意する。
㋹稽古での発声は、極力抑制する。
㋹鍔競り合いは避ける。練習中、やむを得ず鍔競り合いとなった場合は、 すぐに分かれるか引き技を出し、発声は行わない。
■感染のリスクを低めるため、稽古時間は 1 時間を目安とする。また、30 分 に 1 回 5 分程度、窓の開閉や送風機の使用により、十分な換気を行う。
〇稽古の後に
■稽古終了後、先生や先輩等へ礼を行う際は、2m の間隔をあける。
■稽古終了後は、面マスクをビニール袋に入れて持ち帰り、洗浄、除菌を行 う。
■稽古後、剣道具(特に面、小手)、使用済みのシールドは、アルコール噴霧 により消毒。
■剣道着・袴・手拭い・竹刀は稽古終了の都度持ち帰り、洗濯や除菌を行う ことが望ましい。
■稽古後も、手洗い、うがい、アルコールによる手指の除菌を行う。