フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、フランス杯は12日にパリでフリーが行われ、女子で浅田真央(中京大)は自己最低の9位に終わり、12月のGPファイナル(マルセイユ=フランス)進出を逃した。
ショートプログラム(SP)で8位と出遅れた浅田は、ほとんどの3回転ジャンプが2回転に終わるなどフリー10位の100.10点、合計も自己ベストを約55点下回る161.39点だった。樋口は129.46点でフリー3位となり、合計194.48点でSP5位から順位を上げた。永井優香(東京・駒場学園高)は10位。
男子の世界王者ハビエル・フェルナンデス(スペイン)もSP、フリーともに1位の合計285.38点で制し、今季GP2戦2勝でファイナル進出。無良崇人(洋菓子のヒロタ)は5位だった。(共同)
■浅田真央の話
「自信を失ったが、この悔しさが全日本へつながるバネになればいい。自分の意志をしっかり持って、やるしかないと思う」
■樋口新葉の話
「表彰台に乗れると思っていなかったので、すごくうれしい。点数は良かったと思っているが、目立つミスがあった。そこをとにかく修正したい」
■永井優香の話
「スピードが全体的になかったように感じた。後半のジャンプは、不安な中でも一つ一つの動きをはっきりやろうと思って、それができた」
■無良崇人の話
「すごくいい収穫を得て、フリーを終われた。終盤のジャンプ二つは、脚に力が入らなかった」(共同)
時代の変遷?
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