表面が鏡のような風船で商店街を埋め尽くす日本初のイベント「三宮ロトンドロンド」が20日、買い物客らは突如現れた不思議な空間に驚きつ、写真を撮るなどし楽しんだ。22日まで。
三街のすぐ南に位置する全長約150メートルの三宮本通商店街(神戸市中央区)。同宮センター商店街振興組合などでつくる実行委員会が、神戸市灘区出身の建築家津川恵理さん(30)が昨年米ニューヨークで行った都市実験を基に企画した。にぎわいづくりのほか、風船の出現による通行人の行動の変化を映像データなどから分析し、公共空間の今後の設計に生かすという。
昼前、約150個のアルミ製の風船が地面から60センチ、90センチ、120センチの3段階の高さで取り付けられると、通りの風景は一変。母親と訪れ、風船にタッチしながら歩いた同市灘区の女児(4)は、商店街を抜けると「もう1回」とおねだりしていた。
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