週末に実験室を整理していたら,見慣れぬ電卓が出てきました。
CASIO MINI と書かれている。 先の住人が使っていたものかも・・・。
1972年に発売されたもので,電卓が一般に普及するきっかけになった電卓らしいです。
当時,安いものでも4,5万円もしたようで,なんと大卒の初任給と同じくらいだったようです。
それが,カシオが3分の1以下の1万2800円を実現。それでも,現在の価値に直すと結構な価格なのですが,発売後10ヶ月で100万台が売れた爆発的にヒット商品に。
電卓は,今では100円ショップでも売っているくらいになりましたが,この電卓の出現のおかげなんですね。
プロジェクトXみたいな・・・。
でも,単3電池4本を入れて,スイッチをオンにてもディスプレイに変化はなし。どうも壊れているようです。
重要科学技術資料(未来遺産)No0019号として認定されているみたいです。なので,大切に資料保管しておきます。
現在も使えるものは,どれだけ残っているのでしょうか。
当時のCM
使え無いのは残念ですけど上手くすると簡単に直るかも
知れませんね。
我がマツダMPVも来年で20年の骨董ものです。(笑)
コメントを頂きありがとうございました。
電池ケースのところに錆があり,そのため配線が切れていました。
なので,ハンダあげしてその部部分は直ったので,上手く作動してくれるかと期待しましたが,ダメでした。
基盤に何らかの問題があるのかも。
メーカに問い合わせてみると,基盤がもうないので修理はできないとの回答。
残念ながら,電卓の大衆化1号機として形状を残すしかないようですわ。
ひろべぇ!