今年も最後になって、昭和49(1974)年12月に入手したS30フェアレディZについて書きます。
まだ動いていた13年ほど前の画像 塗装は純正色で塗り替え
走行距離9万8千㎞
新車から無改造 これが本当のノーマル仕様形(プラグコードのみ交換) 2024年9月撮影
MR-Sが来てくれた14年前から2年間ほど一緒に、S30は動いていました。
ただ年間1千kmほどしか走らなくなったZは不経済で、一時抹消登録してナンバーを外し実家の車庫に保管しました。
その後2012年7月の大水害で車体に浸水し、ブレーキなど固着して動かない状態に。(それ以前は時々エンジンだけはかけていた)
MR-Sも車内まで浸水 (画像は水がひいた状態)
この時はトヨタ整備工場へレッカー移動して完全修理 現在異常無し
そして昨年帰省した息子が「Zちょうだい」と言うので整備しようと思い立ち、現在ある整備工場へレッカー移動して。
実家の車庫から移動 今年9月25日
整備工場着
ただこれが失敗で、「どうかな、ちゃんと出来るかな?」の半信半疑で持ち込んだものの、その後音沙汰無しのほったらかし状態に。
タイヤ部分に泥が付いたまま それでも大切なワンオーナーカー
どうやら安請け合いで受けたものの整備出来ず、知り合いの旧車専門整備業者に見せても匙(さじ)を投げられた様で。
要するに水没車扱いで、「手間暇かかって採算合わない」なのでしょう。
そこで後日整備工場から引き上げて、自分で直す予定です。
現在カーリフトも手配中で、車庫完成時には設置されているでしょう。
周りに詳しい者も居て、自分でやるなら何年かかっても構わない。
車台番号120001番からのS30には防錆鋼鈑(亜鉛ニッケルメッキ合金)が使われたとの事で、それまでのボディーより錆びにくいらしい。
事実ネット上で見かけるレストア前のボロボロボディーとは違い、酷い錆はありません。 車庫保管も幸いした。
旧車時代の整備士さんで今は現役引退でも、腕を振るいたい技術者は全国どこかに居ます。
ネットでもなんでも使ってそんな諸氏の教えを乞うて、必ず復活させるつもりです。
正月も近づき、それではと洗車しました。
まだ砂利引きの車庫内は酷い水浸しにはならずで、洗うには良い場になっています。
洗車後
こちらダイハツ ハイゼットで、4ナンバーの商用車。
5ナンバーではないバンは税金も安く、リッター当たり15kmも走ってくれます。
このタイプを主の足代わりとして40年ほど乗り継いで、要らぬ装備が無い分安く買えて経済的です。
そして MR-S。
貴婦人レディの後に来て14年の赤は女の子?
57mmレンズで撮った姿は人の眼で見た形に近くなっています。
中古車などのネット画像は広角レンズ撮りが多く、本来の形に見えていません。(最上画像は34.1mm広角撮りで手前中央が膨らんで見える)
これが本来のMR-S姿だと思って良いでしょう。
とても綺麗になりました。
予定されていた屋根工事までが終わって、ボルト周りも綺麗に塗られました。
仮に車を入れるとこんなイメージで横にもう2台、
S30Zがここに無い理由は後日にでも。
MR-Sとプラドの大きさ(差)が凄い
年内は昨日までで、新年は7日の窓サッシ取り付けから始まるとの事。
次が外壁周りになり、5m幅の電動シャッター2機も取り付け予定です。
土地造成後、12月8日のやり方からここ迄の工事を間近で見ると、知人の物置メーカーガレージとはまるで違います。
独立基礎の床掘から始まり、大型クレーンが何度も来ての組上げ手間作業。
時間と労力をかけての建設は、なるほど1千数百万円は妥当な金額だろうと思いました。
「何とか1月いっぱいで・・」とは作業員さんで、来月末にはもっと完成した姿になっているでしょう。