雨の記号(rain symbol)

ハラのカムバックとKARA復活の呼び声






 ハラのカムバックとKARA復活の呼び声
Hara's comeback and the call for KARA's revival






 ガールズグループKARA出身のハラが7月に日本でソロアルバムをリリースする。
 所属事務所キーイーストは6日「ハラが7月に日本でソロアルバムをリリースする」と伝えた。続けて「まだ発売日は決まっておらず、現在新曲の作業を準備している」と付け加えた。
 ハラの歌手活動再開は、所属事務所移籍後、初めて。先立ってハラは2015年7月、KARAでミニアルバム『ALOHARA』活動後、2016年1月に前所属事務所DSPメディアと契約終了すると、KARAを脱退した。ハラが日本のソロアルバムで、歌手としての地歩を固めることができるか注目されている。
(K-POPニュースより)






 ワインで少し酔った後、ケーキでお茶をしながら二人はガールズ時代の話をはずませた。
「…いやなこともいろいろあったけど、やっぱり楽しかったよ。自分たちに対するファンたちの声援に嘘はなかったからさ…。すごく遠くからやってきたファンもいたんだ。もっといいもの見せようって練習にも身が入ったものだよ」
「…」
「この頃はどっちかというと、思い切りやって楽しかったステージを思い出すのが多くなっちゃった。オンニ(お姉さん)はどうなの? 自分が忙しかった頃のこと思い出したりはしない?」
「思い出すと言っても…」
 Sの言葉にHは小首をかしげる。
 思い出しでもするようにデザートフォークに刺さったイチゴを見つめる。少しかじって皿に戻す。ティッシュで口をふいて焦点のボケた目をSに向ける。
「仕事に追われていたしねえ…」
 Sは得心した表情になる。
「そうだった。ガールズやってた時のオンニーたちは韓国と日本を行き来してめっちゃ忙しかったんだったね。自分を可愛がってくれたSNSDのオンニーたちもそうだった。昨日もいなかった、今日もいない、どうせ明日もいないんだろう、って感じでどんどん遠くの人になって、きっともう練習にも顔出さないだろうとまで思ったりした。すごく寂しかった」
「分かるなあ~その気持ち…」
「でしょ?」
「うん。練習生時代は土の下、デビューしていく者は地上に這い出すセミだよね」
「地上に這い出したセミはもう歌うしかないわよね。世に出たおかげで歌を聴いてくれる者がいるんだもの。歌って歌ってダメになるまで歌い続けていける…土の下の練習生やって地上にも出られたセミなのに、私は結局歌わなくなっちゃった。脱皮はしたかもしれないけど、上手に飛べなかったセミかもしれないわ」
「…」
「オンニはどうなの? これから何をやるのか私にも話してくれないけど、ズバリ、これだけ質問する。音楽はもうやらないの?」
 Hは顔を上げ、Sをまっすぐ見た。
「周囲のいろんな人の声に耳を傾け、この一年、ずっと考え続けた結果、やっぱり音楽で再出発すると決めたわ」

 
 ハラがようやくカムバックしてくる。
 どこか遠くに休暇で出かけ、多くの日々は推移した。だが、戻ってきた彼女は何事もなかったように以前の仕事をこれまでのように始める。そんな印象である。
 拍子抜けといえば拍子抜けだが、意外とこれが周囲の期待を裏切らない再スタートとも言えるかもしれない。
 これによって絶頂時KARAメンバー再結集の可能性は残ることになる。いや、そのシナリオ発動の可能性が強まった気もする。
 
 実現を目指す人たちがいるなら、是非に急いでほしい。
ゆっくりじゃ元の力に戻れない。
 流れを加速させる意味でカムバックするハラの頑張りも必要だ。 
 ハラのカムバックでこの夏はKARA復活の呼び声が高まりそうな気もする。KARAが何の名称になろうがそれは関係ない。
 メンバーの名を多くの者が覚えているから。



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コメント一覧

諫早
 LOVELYZが多くの点でKARAに似ているのは確かだと考えます。ただ、KARAのカッコよさは継承できず、可愛さに寄り過ぎてしまった点ではApinkに近いかもしれません。
 ★カッコよさと可愛さを共有できたKARAには独特の魅力がありました。
 カッコよさと可愛さを共有しきっていたKARAスタイルをそっくり継承できてるグループは、自分の知る限り今はまだ登場していません。売れなかったグループには似たのもいたかもしれませんが、人気が出なかった以上、わざわざ探しだして語っても仕方ありません。こっちも探す暇はありませんから、当人たちが頑張ってある程度人気を出してくれないと話題にもできないわけです。
 LOVELYZがカムバックするまで10か月もかかったのは、いろんな事情があるにせよ、あまり乗り回さない車のバッテリーと同じで電力(人気)もだいぶ消費したと考えられます。人気を取り戻す間に活動期間が終わってしまう可能性もあります(悪循環ですね)。
 ユーチューブでカムバックタイトル曲(MV)を、同時期カムバックの他グループタイトル曲(MV)と比較するとLOVELYZの伸び悩みは顕著です。
 清純コンセプトは明快ですから、Apinkなど近親ガールズがビッグヒットを打てば、LOVELYZはいうに及ばず清純全体が息を吹き返すことは考えられます。ですが、自力で活路を見出せなければピンチです。存在感は薄らいでいってしまいます。
 それでなくても人気の分散で、Apinkはじめ一発を打てる清純グループはいなくなりました。GFRIENDの「ROUGH」以後、郷愁を引っ張り出してくれるヒット曲はありませんね。
 数えあげれば人気の出てる清純ガールズは多いのです。清純がトータルには人気があるのです。しかし、人気があるから清純ラッシュもまた多く、その人気が均等化していってる現象も見受けられます。LOVELYZは生き残りの試練を超えなければならないようです。

 KARAも早くグループ復活しないとその機会は逃げてしまうという意味で同感です。”KARA”の名称にこだわる必要はないですね。メンバーをかかえる事務所は共同で事の打開に向かってほしいものです。5人そろえばやれることのスケールも大きくなります。東京ドームに戻っていくのも時流によっては夢ではないと思います。
POPS PLAYER
KARA と LOVELYZ の相似するところ
――やはりいくつかの面で、LOVELYZ と相似する KARA――
 やはり LOVELYZ は KARA と相似すると強く感じます。(だからこそ私は、KARA に続いて LOVELYZ 、そしてそれから、少女時代 の3GG いち押しになったわけですが。)例えば、次のような点です。
[1] まるでビートルズのように、ほとんどの楽曲・トータルとしての音楽がメロディアスである。
[2] 超ハイレベルな楽曲・音楽プロデューサーが付いている。(Sweetune, 1 Piece 等)
[3] 所属事務所があまり大きくない。
[4]([3]の影響も大きいと推察されるが、)メンバー各々の個性が強い。
[5] EDM=Electronic Dance Music によくある ‘踊りやすい単調なダンス・ミュージックの流行’ に迎合することがほとんどない。
 KARA が「活動停止」してから約1年3か月が過ぎましたが、KPOP.GGとして日本で最高の人気誇った知名度抜群の KARA でも、余り間があき過ぎると、人気回復も難しくなっていくのではないでしょうか。或る程度 ‘急ぐ’ ことも必要になってくるものとも感じられます。――次元は異なりますが、2017年2月末 LOVELYZ が10か月も間をあけてカムバしたことと、やはり相似する部分もあるのではないでしょうか。( LOVELYZ のほうは現役で、ブランド評価は高水準を維持している、というところは全く事情が異なりますね。)
 楽曲・音楽・ステージのクオリティからすると、明らかに2013年が KARA の、――いや、KPOPの――頂点――❝Damaged Lady❞, ❝Runaway❞, ❝Bye Bye Happy Days❞(←モチーフが LOVELYZ の ❝Ah-Choo❞ と相似するところも多い。特にPVのつくり。) ――と私は評しますが、それに負けないほどの再結成&カムバを果たしてくれることを強く願います。♪^^♪

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