GFRIENDの新しい色
New colors for GFRIEND
タイトル曲のパフォーマンスは売り上げに大きく影響してくる。前回アルバムのタイトル曲「FINGERTIP」は売り上げ的に不振を極めたわけではない。
パフォーマンス力をアピールし、”さすがGFRIEND”とK-POPファンの注目は集めた。ダンス好きのファンを刺激し、COVERダンスもたくさん出回ったりもした。
収益としては一定の人気に支えられ、まずまずの成果ではあっただろう。
しかし、パフォーマンス全体を通じてGFRIENDと”ふれあい ”たいファンには少々物足りない活動に終わったかもしれない。
まず、難易度の高いダンスを伴った楽曲だったため、彼女たちから愛らしい表情が消えた。笑顔の乏しいパフォーマンスに終始してしまった。
あれで笑顔など振りまこうものなら大きなケガにつながりかねない。歌う必要のないバックダンサーがやるギリギリのパフォーマンスだったわけだ。
「かっこいい!」としてよりファンになった者も出たかもしれない。だが従来の路線とはやや方向性も違っていたため、戸惑いを覚えたファンもいたはずだ。
それで活動が終わり、寂しい思いをしたファンも少なくなかったと思われる。
ファンの熱気が”冷めていく”ように受け留め、自分は次を心配したほどだ。同じような楽曲で勝負してきたら”今度は危ない”かもしれない、と。
K-POPグループは一回のカムバックで人数分の収益を見込んで活動しなければならない。
K-POP市場自体は小さい。昔、人気を出したボーイズやガールズも一握りだった。
なのでこの山にたくさんのグループが出てこれるはずもない。
しかし、この山は”世界”という”金”の鉱脈につながっている。幾つかのグループは坑道を抜けてその”世界”に出ていけるようになっている。
当然、この坑道の入り口に多くのガールズグループがひしめいている。
坑道の中を順調に進んでいるかに見えたGFRIENDも、「FINGERTIP」でのカムバックで迷路に入りかかったかもしれない。道を戻ったのは賢明な選択だった。
自分には今、GFRIENDの清純さがApinkの後継者のように映りだしている。
「Love Whisper」は「ROUGH」の学園カラーを社会に飛び出した娘たちのカラーに染め変えた名曲と言ってよいかもしれない。
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