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梅雨明け後、日本では炎天の日々が続く。
こんな書き出しをしても当たり前で意味がないというのは昔の話。
僕のブログの読者は日本やアジアはいうに及ばず、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパに及んでいる。
こんな書き出しをやっておかなければ、僕が熱中症になったと言ってもすぐには理解してもらえないだろう。
僕は肉体労働の仕事についている。重労働ではないし一日中その仕事をやってるわけではないが、屋外を車で移動するし炎天の下に出て歩きもする。
今、世界中を震え上がらせているエボラ出血熱ほどではないが、熱中症も怖い病気である。
昨日、知らないうちにこれにかかっていたようである。昨日は暑くて日中仕事で汗をかいた。汗をかいた分水分も取ったが、体力に見合った炭水化物の量が不足していたかもしれない。
この話にもすこし前置きがある。
今年に入ってから血圧の上がり加減が気になっていた。上が150を超え160に達することがしばしばあるようになったのである。これを放置したのは僕の父親は若い時分から血圧が高かった。しかし、170とか180になっても父は平気でピンピンしていたのである。
夜、寝床をとって神経質だったのはよく眠れていなかったのだな、と今では思う。
結局、長生きはしたが晩年は血圧の薬を飲み、それがたたって父は一生を閉じた。
やはり父の子、自分も父のような体調で生きているのだな、と僕は感じ始めていた。しかし、血圧が高いとはいえ体調はそう悪くないものだからたまに暴飲暴食はしたし、夜遅くまで頑張って音楽やドラマを視聴したりしていた。
体調に異変が出ない以上、それでいいと思っていた。
ところが5月の末頃から寝ている夜中に突然しゃっくりが起こるようになった。食事の満腹感を寝ている時にもひきずっている感覚だった。
しかし、昼間の活動には何ら支障がない。夜遅くの飲食がいけないぐらいの思いでいた。
肝心の血圧測定もしばらく遠のいていたのである。
ところが同僚と仕事したある日、たまたまそばに血圧測定器があった。
同僚らが次々血圧を計り、彼らの健康正常値に感心しながら自分も測って見たのだった。
腕はギュウギュウ痛いほどに締め上げられた。
そして出てきたのは上が188、下が108である。この数値に僕はびっくり仰天した。
驚いて測りなおした。今度は上が190出た。何度測っても同じような数値が出る。
「医者に行って見てもらった方がいいよ」
と同僚は言った。
血圧の薬は飲みたくない。僕は一大決心で別のことを考えていた。
ともかく今の生活スタイルを変える。一日のうち、半分の12時間は食べ物は口にしないようにしよう、だった。
グレープフルーツジュースを飲み、血圧の下がる野菜などを食べながら、炭水化物の摂取を今までの半分にしたのだ。これをひと月半続けた。
その甲斐あって、上は135前後、下も80前後まで落とすのに成功したのである。
ところが頬にエクボができるほどやせてご飯をあまり食べられなくなった。特に夜が神経質になってしまった。
菓子パンに牛乳やジュース、少しの野菜ですませることもあるようになったのだ。
極めつけは昨日の夕方だった。
仕事から帰ってくると録画しておいた韓国ドラマ「その冬、風が吹く」をすぐ視聴するのが日課になっていた。
昨日はその最終回だったのだが、頭の中は火照ってる感じで見ていてちっともストーリーが頭に入ってこない。身体がだるいのも感じてきた。
トイレに立ってオシッコをすると、量のないそれには熱感があった。黄ばみも帯びている。
ああ、これかと思い、僕はテレビを切り、冷蔵庫からメロンを取り出した。急いで切って食べた。食べ終わるとすぐ寝床をとった。まだ夕方の六時半だったが、すぐ眠気がやってきた。たちまち眠りに沈んだが、熟睡ではなかった。首筋にものすごい汗をかいてるのがわかったし、連続で夢を見続けた。
その眠りは朝まで続いた。
翌日のエネルギー源は前日の夜、しっかり食べることだ。
今日はそれを痛く実感する日となった。昨夜の熱中症的状態が今日に尾を引いたのかもしれない。
朝はしっかり食事したのである。味噌汁にパン、ゆで卵、バナナを食べて仕事に出たのである。この分のカロリーはあまり反映しなかったようなのだ。
身体がともかく鉛のように重くてならなかった。歩くのがやっと、階段は手すりを握ってやっと三階の事務所にたどり着く有様だった。
ひと月半で薬を使わず、血圧を190から135まで落とすのに成功した。しかし、身体はそれにまだしっかり順応しきれてないようだ。
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