雨の記号(rain symbol)

ソロデビュー成功のナヨンのステージから(TWICE)







ソロデビュー成功のナヨンのステージから(TWICE)




「ソロデビュー心配だった…」TWICEナヨン 心境吐露「”出来ない” とまで思った」



♦ ナヨン➡ 「私たちはいつも1年単位で計画が出る。今年の初めに1年の計画を告げられた時に、私のソロアルバムが6月に出ると聞いた」
「家に帰って、1人でベッドでじっと考えてみた。準備しなければならないことを思い浮かべた」

「ほぼ7年間、9人で一緒にやってきた。一度もメンバーたちがいなかった時がなかった。すべてを1人でやらないといけないと思うと『できない』と思った」

「最初は『できない』と言うべきかと思うほど途方に暮れた」「一生懸命準備してみようと思いながらも、うまくできるだろうかと思った」

「(パク・ジニョン)PDさんが『あなたが頑張って、ソロアルバムでよく活動することは、TWICEにもいいエネルギーになる』と言ってくれたことがある。その言葉がすごく力になってくれた気がする。責任感が生まれて頑張ってみようと思った」




 ナヨンは現在、”MelOnチャート”で 14位につけている。トップ10入りも夢ではない状況だ。
 歌唱力やカッコよさで勝負するのでなく、TWICEで見せてきた今まで通りの可愛いアイドルのままでナヨンはソロデビューしてきた。


― ソロデビューだからって背伸びすることはない。今まで通りのナヨンを見せようよ。


 代表はそう言ってナヨンの背中を押したのかもしれない。
 それが、ONCEを始めとするナヨンのファンも望んでいたようだ。
 アイドルのステージにもまだまだ開拓の余地はある。
 ソロデビューのパフォーマンスを通して、ナヨンがそれを実証して見せた。
 
 元IZONEのイェナがその線のスタイルでデビューして、イケそうな雰囲気は出した。しかし、ステージ活動が終ってしまうとYouTubeに公開されたデビュー曲”SMILEY (Feat. BIBI)” MVも再生回数を伸ばせなくなっている。
 イェナはIZONE時代、歌もラップもダンスも定評のあったメンバーだった。
 これを見て、アイドルのソロデビューは難しい、と考えさせられたものだった。 
 元IZONEのソロ組メンバーは、ソロデビューとカムバック時には、ある程度の注目を受けるのは確かだ。しかしステージそのものが”ウィズワン”の全面的支援を受けるほどの成果には結びついていない。
 IZONEステージのパートをこなしたレベルのパフォーマンスでは受け入れてもらえない。一曲まるまるのステージをこなして、プラスアルファがなければファンの満足は得られないということかもしれない。
 しかし、ナヨンの成功を見るとそれは可能なようだ。
 イェナたちはそれを見つけきれるだろうか…。


 しかし、ナヨンのソロステージにはプラスアルファがあったのだろう。だから、ナヨン推しのONCE以外の支持も得られた。
 ”POP”のどこがどうよかったかは、にわかには分析できないが、ステージの流れ全体は瑞々しい可愛さで溢れていた(見て理解するのと実際にやるのでは違うのかも)。

 TWICEのステージでは触りのパートを歌ったり、ナヨンの派手なパフォーマンスを見せられることも多かった。ナヨンを中心にし過ぎ、との声ももれ出てきたりもしたものだった。
 ”POP”のステージを見てると、痒い所にも手の届くステキなパフォーマンスをナヨンはやり切っている。パフォーマンスの派手な面より、微細な部分をしっかりケアしてステージを作って来たと感じた。
 9人のパフォーマンスを1人でもやり切ることは出来る。それはナヨンの資質とTWICEでの経験の重なりがあって実現したものかもしれない。
 



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