雨の記号(rain symbol)

少女時代の『MR.TAXI』を聴く(2011年4月)



少女時代の『MR.TAXI』を聴く(2011年4月)
Listen to Girls' Generation's "MR.TAXI" (April 2011)


少女時代が3rdシングル『MR.TAXI』を公開した。

 4月11日、少女時代は日本の公式サイトに『MR.TAXI』の音源試聴サービスを掲載した。
 『MR.TAXI』は日本で初めて発表された新曲で、今まで日本で少女時代が見せてきた溌剌な音楽とは違い、カリスマあるボーカルとビート、電子音が調和した洗練された大人の印象を与えている。今回のシングル公開に日本のネットユーザーらは「本当に曲がいい」「とても素敵」「ずっと聞いていたい」などの反応を見せている。
 少女時代の『MR.TAXI』は、4月27日にリリースされる予定。
(K・POPニュースより)

 さっそくこの歌を聴いて見た。もちろんこの歌に沿ったダンスも出来上がっているのだろうが、まだそれを見ることは出来ない。
 ブラック・ショートで決めたパンツから伸び出た長い脚はこの歌用のファッションだろうか。しかし、クラシックカーの前でポーズを取る彼女らが動き出すことはない。カメラの前でとった彼女らの一瞬のポーズに見入りながら、この歌に聴き入っていると、次第にもどかしさを覚えてくる。
 歌いだしからあっという間に乗せられてしまうからだ。こっちの感性はたちまち走り出してしまったのに、彼女らはちっとも走り出さない。動きの止まった写真から、いつまでもスタート地点に留まっている気分にさせられる。
 いうまでもなく今は映像時代。彼女らはその申し子たち。歌に沿って持ち前のシャープでビジュアルなダンスが見られないのはやはりちょっと寂しい。
 もちろん歌だけとしても完成度は高い。ラジオだけの世界しかないとしても彼女らは一流の歌手グループだ。
 単純なビートから繰り出される単調な音楽も彼女らの歌声にかかるとたちまち魅惑的な世界を奏でてしまう。
 年頃の女のコケティッシュで妖しい雰囲気をかもし出しながらも、爽快で楽天性に満ちた明るさもしっかりそこに溶け合って、お嬢様の気品も格調も失わない。
 ともかくカッコいい音楽だ。日本語の歌もこれほどにカッコよくなる素地を持っている。それを彼女らの歌唱を通じて思い知った気持ちにさせられる。
 彼女らによる『MR.TAXI』のダンス入り動画の登場が楽しみだ。


☆関連ニュース

 ガールズグループの少女時代が日本の雑誌のグラビアで華やかな魅力をアピールした。
14日、あるポータルサイトの芸能掲示板には「最近の少女時代、日本の雑誌での姿」というタイトルで、日本のファッション誌「スウィート」5月号に登場した少女時代のグラビアが紹介された。少女時代の9人のメンバーはさわやかなスプリングガールに変身し、それぞれ異なるスタイルで各自の持ち味をアピールした。ユナとユリはちら見せのへそだしルックでセクシーさを強調し、ティファニーはパジャマを連想させる服を着て唇を突き出すキューなポーズをとり男心をくすぐっている。
一方、少女時代は 27日、日本での3枚目のシングル「ミスタータクシー」の発売を控えている。






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