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時流に乗る日はいつ?(LOVELYZ)
When is the day to get on the bandwagon? (LOVELYZ)
韓国ガールズグループ「LOVELYZ」のイェイン(18)が足首負傷に関して謝罪の言葉を述べた。
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「LOVELYZ」は27日午後、ソウル・龍山区(ヨンサング)ブルースクエアにて2ndアルバム「R U Ready? 」のショーケース開催。
彼女たちは「これまで個人活動とレコーディングに集中した」と明かした。また「単独コンサートも成功裏に終えた。準備に忙しく過ごした」と語った。
イェインはカムバックを控え負傷した。
彼女は「振り付けの練習中に足をひどく挫いた。ステージを待っていてくれたファンに申し訳ない。オンニ(メンバー)たちにも申し訳ない」と打ち明けた。
(K-POPニュースより)
MVはすごくいい出来栄えになっている。
メンバーの顔を重そうに乗せて動き回るアニメのキャラがじつに可愛い。
楽曲とダンスに精力を注ぐのはダンス音楽の基本だが、TWICEは次にメンバーの押し出し、すなわちキャラづくりに力を注いで見事に成功を収めた。
この手法が他のガールズに与えた影響は大きいだろう。
その手法にあやかり、LOVELYZはTWICEをお手本にしたと見られる。
キャラをアニメ化して各メンバーに親しみを持たせようとしたMVにその工夫を感じる。
決してTWICEのステージスタイルそのものを追ったわけではなさそうだ。
自分はそこを心配したが、胸を撫で下ろした。
露骨に似せていけば二番煎じになる。
それは困る。
典型的雑食の自分でも共食いみたいなことやられたら面白くない。
ファンたちにもプライドや境界がある。
そこらへんはもっとも忌み嫌うところで、一押し二押しの大事なファンは離れていってしまうだろう。
ただし、肝心の歌の方は物足りない。
ジヒョやナヨンより劣る。
その差は明らかだ
歌唱中心の音楽でLOVELYZ人気を押し上げていきたいのはわかる。
だが、流れ的に見ると今現在のガールズ音楽は、ダンスの方が歌唱を引っ張っている印象が強くなっている。
今売れているガールズ三羽烏(TWICE、GFRIEND、BLACK PINK)は、いずれもビートとリズムに乗ったダンスが歌を引っ張って強烈な個性を生み出しながらヒットしていってる。
ジヒョやナヨンは歌が上手なのでその辺をファンに気にさせることもない。
ステージがパワフルなTWICEの音楽が魅力的に映るのはそのためだろう。
あらゆる時流はらせん状にまわって昇っている。しかしそれはどんな幅のらせんになるかは分からない。
その幅の中にでLOVELYZがいられるかどうかは、彼女たちのステージ活動が決めていくだろう。
あっという間に元の場所に戻されるかしれないし、いつまで経っても上のステージに登れないこともあるかもしれない。
少し前までApink、ウンジレベルのメインボーカルを持つガールズが人気を引っ張った。
それらの歌を聴いてお腹いっぱいとなり、別に飽きたわけではなかろうが、音楽の楽しみ方で、今度はパフォーマンスの方へファンは趣向を変えてきている可能性だってある。
もしくは新手のファンの台頭による変化もあるかもしれない。
いずれにしろ、先に挙げた三羽烏はその流れにうまく乗っているかもしれない。
これから当分は誰とかの歌がじゃなく個性豊かなダンスが歌を引っ張るスタイルの音楽が人気を取っていく気もする。
それは成り立てのK-POPファンに聞いてみるしかない。
TWICEなんか歌の上手いはずのジヒョやナヨンがまるで合唱団の一人のようにグループに溶け込んで歌っている。
TWICEの音楽に今、ジヒョが歌唱力を見せるパートなど特に必要もないようなのである。
彼女たちは旬のガールズなのでメンバー全員の歌声が魅力的なのである。
今回のカムバックでLOVELYZは時流に乗れるのだろうか…?
デビューして2年余になるが、時間は待ってくれない。
音楽性は悪くないものの流れにうまく乗れないでいるのは、今更ではないが気になるところである。
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