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孤独の壁(少女時代)
Wall of Solitude (Girls' Generation)
少女時代のテヨン(24)が寂しさを吐露した。
少女時代は最近、KBS(韓国放送公社)第2テレビのバラエティトーク番組「ユ・ヒヨルのスケッチブック」の収録に参加した。
MCのユ・ヒヨルが少女時代のメンバーに寂しさを感じるかと聞くと、テヨンは一人「私はめちゃくちゃ寂しい」と答えた。テヨンは「スケジュールが終わって帰宅すると、寂しくて虚無な気持ちをどのように慰めたらいいかわからなくなる」と告白した。
しかし「最近、泣いた経験」についての質問には、テヨンをのぞいたメンバー全員が、最近涙を流したことがあると答え、観客を驚かせた。これについてティファニーは「悲しいことがあってメンバーに話をしたら、感情が高ぶって涙が出た。辛いことをメンバーと一緒に話し合えることができて本当によかったと思う」と語った。
一方。この日の収録は19日午前0時20分の放送を通じて確認できる。
(エンタメニュースより)
★「スケジュールが終わって帰宅すると、寂しくて虚無な気持ちをどのように慰めたらいいかわからなくなる」
テヨンのこの気持ちわかる気がする。
スケジュールに追われ、仕事が充実している時ほど、テヨンといわず、人はふとそのような感情に襲われる瞬間があるのではないか。
テヨンの「寂しく虚無な気持ち」はたぶん彼女の内部で燃え盛っている疾走感覚の緩みがもたらしたものだ。
決まりごとの中をただ突っ走るのを続けていってると人の心には自然と”孤独の壁”が出来る。それがロックされ、心の内と外を結ぶ通路は鍵穴だけになる。
鍵穴から見える世界は”煩雑と混沌の現実世界”ではない。その人の目的や行動が設定された世界だ。そこでももちろんたくさんの色々の人が動いている。
自分と関わっていく者とそうでない者はきちんと選別、類別され、わずらわしさは極力取り除かれている。
しかし、何のために…? せわしい人生の時を早く駆け抜けるために用意された世界だからだ。目標と価値をひたすら高めていく世界だからだ。
「少女時代」は”孤独の壁”の中を疾走するスーパースターたちだ。ファンたちにとって彼女らは、夕暮れの一番星のようにある一点で留まって輝いているのかもしれない。
だが、彼女らはどこにもとどまりはしない。ファンたちの前に彗星のように現れ、彗星のように去っていくのを繰り返す。
現れては去る、現れては去る、の繰り返しで彼女らの日々は過ぎていく。ファンたちにとって彼女らが残すのは明瞭なものだ。彼女らの残した愛らしい笑顔は永遠のものとなったりもするだろう。
しかし、当事者に残っていくのは追われるような疾走感だけかもしれない。
”若さ”もそれと一緒に駆け抜けていく。その先で彼女たちを待っているのはいったい何なのであろうか…。
”孤独の壁”の鍵穴を解除する鍵は誰しも右手の奥に持っている。本気になりさえすれば右手の指先が動き、それまで封印されていた”煩雑と混沌の現実世界”は難なく開かれるだろう。
しかし、一度そこに飛び込んでしまうとなかなか解除できないもののようだ。
テヨンの心を時々よぎる空虚感は”普通の女として気ままな一人旅がしたい”みたいな願望だったりするのかな…?
どんな物語も始まりが一番魅力に溢れている。
テヨンたちもメンバー揃って目標に向っていた頃が一番楽しかったかもしれない。
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