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メジャーリーグ日本人選手活躍予想

[MLB Column from East] 2007年日本人選手活躍予想

 ちょっと前までは、選手がどれだけ活躍するかを予想するのは、プロの評論家など「目利き」に任せるのが習いだった。しかし、最近は、セイバーメトリクス(数理統計的野球解析学)の発達にともなって、客観的データに基づくコンピュータ・モデルで選手の活躍を予想することが当たり前となった。予想モデルの中でも「良く当たる」と評判が高いのが、野球シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス」が開発した「PECOTA(PlayerEmpiricalComparisonandOptimizationTestAlgorithm)」である。

 によると、今年メジャーリーグで投げるレッドソックスの松坂大輔投手は全投手中十六位、ヤンキースの井川投手は六十九位の活躍度予想となっている。その他、大塚投手は百八十一位、斉藤投手は二百二十一位の予想である。さすがにメジャーは広いというべきか、それとも日本人投手は低く見積もられているというべきか・・・・・・
 松坂は世界ベーシック野球優勝の立役者投手だから、ベストテン内でないと僕はちょっと納得できない気がする。井川投手の場合は正直読めない。当たり外れの中間がこんなところなのかなと思う。大塚投手と斉藤投手は、昨年、このレベルの活躍にとどまっていたのだろうか。もう少し、活躍したのではないかと思うが、
メジャー球団全部の選手の中から順位をつけるとこんなことになってしまうのだろうか。
 打者に移ってみると、三割打ちそうなバッターはイチロー一人である。それも三割一分二厘の予想と出た。ちょっと低すぎやしませんかね。研究されて、この辺がやっとというような評価だろうか。
例によって活躍度順位を見てみると、井口選手が二割八分八厘打って百一位、城島選手が二割九分九厘打って百二十四位、岩村選手は二割七分五厘打ってホームラン十七本と予想され、百三十八位、松井(秀)選手は二割八分八厘打つが、ホームランは十五本と予想されて百四十四位である。イチローに至ってはホームランと打点が少ないと見立てられてか、二百五十三位となっている。
 今年は日本人バッターから驚くほど活躍する選手は出てこないであろうという予想であるが、予想はあくまで予想である。
 そうは問屋がおろさないであろう。
 僕の予想ではイチローと城島と松井(秀)が三割を打ち、特に今年の松井(秀)は大爆発の予感がするのだが、みなさんはいかがであろう?
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