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2020年K-popファンカム再生数から(BTSテヒョン)

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2020年K-popファンカム再生数から(BTSテヒョン)


2020年K-popファンカム再生数TOP10 – 1位はBTSテヒョン



チッケム➡ 歌番組などのグループパフォーマンスを、YouTubeその他に”推しメン”だけの動画映像に仕上げ公開したもの。


★2020年にアップされた「K-POPアイドル個人チッケム映像、再生数ランキングTOP10」がオンラインコミュニティに公開。BTSのテヒョンのファンカムが1位に輝きました。
 10位内にはBTSテヒョンをはじめ, ジョングク, ジミン, BlackPinkリサ, ITZYリュジン, イェジ, Stray Kidsヒョンジンがランクインしています。
★(韓国オンライン・コミュニティの反応)
▼「ITZYは外国でも人気あるんだ」
▼「ヒョンジンすごい」
▼「ヒョンジンはサムネで引き付けられる」
▼「バンタンとブルピンは高いと思ったけど、ITZYが意外だね」
▼「ITZYはステージの天才」
▼「Vのチッケムはいつ見ても最高だ」
▼「キムテヒョンのチッケムやばい」
▼「テヒョン3つもある」




 さっそく(2020年にアップされた「K-POPアイドル個人チッケム映像、再生数ランキングTOP10」)をチェックしてみる。


1位➡BTSテヒョン – ON(Mカ 2020.02.27)
2位➡BTSジョングク – ON(Mカ 2020.02.27)
3位➡BTSジミン – ON(Mカ 2020.02.27)
4位➡ITZYリュジン – WANNABE(週刊アイドル, 2020.03.11)
5位➡BTSテヒョン – Black Swan(Mカ, 2020.03.01)
6位➡BlackPinkリサ – How You Like That(人気歌謡, 2020.07.19)
7位➡BlackPinkリサ – How You Like That(人気歌謡, 2020.06.28)
8位➡BTSテヒョン – ON(ミュージックバンク, 2020.02.28)
9位➡Stray Kidsヒョンジン – Psycho(ミュージックバンク, 2020.06.26)
10位➡ITZYイェジ – WANNABE(週刊アイドル, 2020.03.11)


 ランキング10にBTSテヒョンは三つ入りBlackPinkリサは二つ。2人でランキングの半分を占める。
 BTSとBlackPinkが今年いかに活躍したかの象徴と言えようか。
 今年は新型コロナが登場して人々の命を脅かす中、世界中の若者のそばにある音楽に、ひとつの転機と変化が生じたようだ。
 どういう転機でどういう変化が起きたかは専門家の分析に任せるとして、K-POPが台頭の1ページに加わったのは確かだろう。
 2010年代の半ば頃まで、K-POPは洋楽にダンスをつけたポップな音楽として世界中の若者に知られていった。ダンスをカバーするフラッシュモブを通してあちこちでファンダムを作った。
 ただ、世界的な規模で見ると一部の人気に留まっていた。アジアでは人気を広げたものの、ビルボードのメインチャートに上がって来る曲はひとつも持たないレベルだった。


 2015年以降、BTSやBLACKPINKらが登場し、K-POPはポップ―の音楽イメージをじわじわ払拭し始めた。
 2015年以前にもボーイズでBIGBANG、ガールズでも2NE1などは、フラッシュモブで踊って楽しむだけではもったいない音楽を発信するようになった。だが、ビルボードのメインチャートを賑わすにはファンらの絶対的な推進力が不足した。
 その他幾つかのグループもアイドルの域を出る音楽を繰り出すようになったものの、一気呵成のパワーは足りなかった。当然、本格的なワールドツアーには繰り出す力に欠けた。
 2016年、タイトル曲「血汗涙」でカムバックしてきたBTSは世界ステージに向けて本気度が違っていた。”当たって砕けろ!”とばかり、ツアーにも片道切符でアメリカに向かう情熱が感じられた。そのエネルギーは本番のコンサートで熱いステージを生んだ。参戦したファンの心を動かすに至った。それは年ごとのツアー規模が膨らんでいったことに証明されている。
 つまりK-POP第三波のブームは、BTS、TWICE、BLACKPINKらの人気と熱量で形成されたが、それを世界の波へと押し開いたのは偏にBTSの功績だったのだ。
 その後、2017、2018、2019と活躍を続けてBTSはワールドスターの座を手中にした。この数年でBTSがどれほどの地歩を築くに至ったか―それはタイムズスクエア(ニューヨーク)での年越しライブショーDick Clark’s New Year’s Rockin’ Eve with Ryan Seacrest 2020 (2500万人が視聴する)』に出演できたことに象徴されるだろう。
 
 ワールドスターの地歩を得て2020年を迎えたBTSは、今年の活躍も約束されていたようなものだった。
 年明け後、新型コロナの襲来があって、K-POPは運命の危機と向き合った。レコード、いやCD全盛の時代だったなら、BTSほどの活躍を見せるボーイズがいたところで、ツアーのできないK-POPはたちまち世界中のファンを失っていただろう。
 しかし、K-POPはSNSのおかげで生き残った。いや、SNSだけの競争となってK-POPにはむしろチャンスとなった。K-POPは歌唱力や歌声だけでなく、ダンス(パフォーマンス)を積極的にアピールできたからである。
 この筆頭に立ったのはやはりBTSだった。
 新型コロナの襲来を受ける中、BTSはエネルギッシュなダンス曲「ON」でカムバックした。新型コロナに立ち向かうような力強い楽曲だった。
 上記ランキングの4つをテヒョンが二つ、ジョングク、ジミンで占めている。偶然であろうか?
 偶然でないとすれば、夏の大ブレイク曲「ダイナマイト」は、「ON」で示した新型コロナとの必死な闘いを受けた一曲と言えるかもしれない。闘いは長丁場。くじけず諦めず闘っていこう。空に突き抜けるような明るさと元気の感じられるのが「ダイナマイト」だ。
 
 BlackPinkリサ も二つ入った。曲は「How You Like That」。モーレツな人気を呼び起こした。
 今年の三曲に自分は「ON」、「How You Like That」、「ダイナマイト」を選ぶ。
 K-POPは今年、これまでK-POPなど聴きもしなかったファンを多く呼び込んだと見られる。新型コロナのせいでパフォーマンスのある音楽に関心を持ったとかの理由で…。その入口になったのはBTSで曲目は「ON」。カムバック曲で目や耳に触れる機会が多かったから、と見る。
 「How You Like That」も似た理由。再生回数の勢いが物凄かった。やっぱり新型コロナのせいで、ファン以外からもパフォーマンスに惹かれて見た者が多かったのでは。
「ダイナマイト」は耳になじんで覚えやすい曲。このようにわかりやすい曲をヒットさせられるのはBTSだからの感もある。


 ITZYリュジン の「WANNABE」が4位に入っている。リュジンはダンスがすごく上手だ。ITZYはひとりリアだけが下手とのことだが、こんな娘の横に来たら誰でも下手に見えるのでは…? 10位イェジの踊りもなかなかである。身体が柔らかいというのもあるだろうが、ここまで上手になれるのは努力以外道はなさそうである。
 これらのダンスを見ているうち、exid ハニ のチッケムを思い出した。exidはデビューして見込みがなく、さっぱりなまま消えかかったが、ファンのひとりがハニの動画をYouTubeにアップしたところ、ジリジリ再生回数が増え、尻上がりになって最後は曲が大ヒットしてしまった。ハニのチッケムは今や伝説の動画である。

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