レイが「IVE」で目指さねばならないキャライメージ

レイが「IVE」で目指さねばならないキャライメージ
The character image that Rei should aim for in “IVE”

「IVE」日本人メンバー「レイ」自己紹介映像アップ…「韓国語上手」

♦　(韓国オンライン・コミュニティの反応)
▼「すごくかわいい(笑)」
▼「声も可愛い」
▼「ラップ上手だよ」
▼「キムレイ(笑)」
▼「ボブにしたのは大正解だ」
▼「髪を切ってよかった。より個性的に見える」
▼「ナム・ボラの幼いころ見たい」
▼「日本人メンバーなんだけど、韓国語の発音がすごく上手」
▼「韓国で高校も通ってるんだね」
▼「キム・テリの感じがする」

　身長が高いメンバーで揃っているせいか、ぱっと見では誰が日本人メンバーなのか分からない印象がある。
　裏の苦労は表に出てくることも少ないが、6人グループで外国人メンバーをひとり加えるのは想像以上の苦労があったのでは？　メンバーたちとの相性もあろうし、キャラ的イメージを合わせるのもそう簡単ではなかっただろう。
　韓国語で歌うのが基本である以上、レイは言葉の習得で韓国人メンバーの何倍もの努力をしなければならなかっただろう。


　ダンスだってK-POPは踊れるのが基本であり、そこに技術の加味が要求される。ダンスについてはKーPOPが好きなところからスタートしているだろうから、レイが遅れを取ったとは思えない。
　スターシップが虎の子と言えるウォニョンとユジンを押し立てて「IVE」を送りだして来る以上、レイはこれまでに見られなかった日本人メンバーである可能性を覚える。


　メンバーを揃える段階で議論は重ねたはずだが、レイはasperの成功から”ジゼル”のキャラ的ポジションを参考にして送りだして来ると見たい。

   むろん、参考にしたからと似せてしまうのは愚の骨頂。
　ジゼルのいいところを吸収し、自分の特徴部分で磨き直す。口では簡単に言えるがその辺をどのようなパフォーマンスで実現していくかはレイの努力に期待するしかないかもしれない。
　自分の役割をしっかりこなせばウォニョンやユジンのスキルやパフォーマンスも生きて来る。
　自分の知る限り、外国人メンバーが1人のガールズは成功している印象が乏しい。


　BLACKPINKは4人グループで外国人メンバーは、一見、リサ1人のように思える。だが、ロゼは韓国人ながら英語を使う機会が多く外国からやってきた印象が強い。デビューした頃など頻繁にアップする動画はリサ、ロゼ、ジェニーが英語でやりとりするものが普通だった。
　おそらくあれはリサを韓国人メンバーと融合させて、ファンの目に一体感を植え付けるためだったのであろう。そのため、キャライメージの異なるリサは浮き上がることもなくグループに馴染んで強烈なK-POPアイコンとなった。


　レイもたぶんそうならなければならない。いったん、韓国人メンバーに溶け込んで馴染み、そこからK-POPアイコンとしてのキャライメージを作り出してくればいい。TWICEの3人やasperのジゼルは、日本のAKBや乃木坂に混じることのできない強烈なキャライメージを持つに至っている。K-POPアイドルに成り切ってしまったからだ。レイが目指さねばならないのはそこだろう。

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