現場トークショーから(ジェシカ)(2)
From the on-site talk show (Jessica) (2)
二人のMCを乗せたタクシーはカジュアルな姿で歩道に立っているジェシカのそばに横付けされる。
「今日のゲストは氷のお姫様ジェシカで~す」
お笑い女性MCがタクシーから降りてきて叫ぶ。
「ヤアー、本物だわ」
「始めまして」とジェシカ。
「活躍をテレビで見せてもらってます」
「よろしくお願いします」
二人は握手を交わす。
「噂を聞いて少し心配しています。質問に答えないとか」
ストレートな質問に困ってるジェシカに男性MCが助け舟をだす。
「その時はちょっと疲れてただけですよ」
「それでですね。私は武器を用意しました」
「武器ですか?」
「はい、私のこの拳です」
女性MCは男性MCを相手にボクシングを始める。
ワンツー、ワンツー、フック、ストレート。
両手を口に当てて笑い出すジェシカ(父親がボクサーだったからだ)。
「ヨンジャさん、すごいパンチですね」
ジェシカは笑いが止まらない。
男性MCにパンチを繰り出しながらヨンジャさんはジェシカに質問を浴びせる。
「いい? ちゃんと答えるのよ」
「はい」
「どんな質問にも声を大きくよ」
「はい」
「じゃあ、とりあえず得意なダンスを踊ってみて」
「ダンス?」
「出来ないというの?」
男性MCにパンチを繰り出し続けながら注文をつける。
「ほら、いくよ、いくよ」
ヨンジャさんのパンチに男性MCは逃げ続ける。
ジェシカはやむなく可哀想な男性MCのためにダンスを踊り始める。
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