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11月にプレミアムショーケース(Red Velvet)






11月にプレミアムショーケース(Red Velvet)
Premium showcase (Red Velvet) in November




 Red Velvetはf(x)に次ぐ少女時代2番目の妹グループだ。活動停止状態のf(x)が少女時代の気品とカッコいい部分を切り取って活動したとするなら、Red Velvetは愛らしく親しみやすい部分を継承していると言えるだろうか。
 2010年に始まったガールズブームは清純とカッコよさを共鳴させながら推移した。その流れを形成したのは歌の足腰となったダンスの力だった。

 しかし、ガールズグループが増えた結果、ダンスパフォーマンス自体の魅力は比重を下げた。取って代わったのはメンバー各人のキャラ力だった。
 KARAと少女時代は清純とカッコよさを共鳴させて日本デビューに成功し、テレビに出て他ガールズに名前と顔を覚えてもらうのも早かった。
 二番目の波に乗って他ガールズが日本に押し寄せた頃、KARAと少女時代のファンはすでに、お互いをライバルとして意識し、他ガールズには関心を示さなくなっていた。
「この子が好き」
「その子は二番目」
 などとお気に入りメンバーの順位付けも始めていたりした。
 K-POPの新鮮さに興味を持ったファンは、KARAか少女時代かに大半が分かれて流れてしまった。
 後からやってきたガールズを待っていたファンは、ユーチューブ等のネットワークを通じて予備知識を持っていた少数の人たちと、KARAや少女時代とはまるでスタイルの異なる、たとえば2NE1のようなヒップホップのガールズを待望していた者たちだった。
 実際、第一次ブーム期でKARAと少女時代以外で一時にしろ日本で存在感を記したガールズは、2NE1とT-ARAだけだった。

 SMエンターも少女時代は日本で成功させ続けてきたが、f(x)はうまく使えなかったようだ。よそはまずまずだったようだが、日本では人気上昇をどうしても引き出せなかった。気品とカッコよさはあったがチームとして親しみやすさを演出できなかった。アンバーじゃなく若手のクリスタルやソルリが、ファンとの交流をうまくやれればもう少し充実した活動をしていけただろう。今の活動不能状態を見ると、チームワークでいつもギクシャクした部分を持っていたグループだったのかな…?

「Red Velvetは日本でも10~20代の女性たちがメイクとファッションを真似するなど、人気を集めている」
とのことだが「a-nation」のステージに立った彼女たちはどうだったのだろうか。親しみやすさをうまくアピールできたかな? 韓国であれだけ人気あるんだから、もっとはやく日本進出できたはずだが…世界的に見てもRed Velvet人気は安定している。MAMAMOOよりずっと安定している。
 Red Velvetは今年11月6日、恵比寿ザ・ガーデンホールでプレミアムショーケースを開催する。
「日本のファンの前に初めて立つことになったため、一生懸命準備している」

 Red Velvetのよさが少しずつ分かりかけてきている。
 少女時代妹分の力を発揮できるか、11月ショーケースの成り行きを注目してみたい。


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