現場トークショーから(ジェシカ)(3)
From the on-site talk show (Jessica) (3)
少女時代のジェシカが日常の中でも優れた美貌を漂わせた。
ジェシカは最近、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一種であるUFOタウンのプロフィール写真を変更した。
写真の中で、ジェシカはジーンズにトレンチコートを合せて一般の女子大生のように振る舞っている。カフェで誰かと話をしながら、飲み物を口に運んでいる。6カットある写真のどれもが優れた美貌で、ステージの華やかな姿とは一味違う新しい魅力を発散している。
(エンタメニュースより)
普段着にサンダル姿でジェシカは踊りだす。情報を聞きつけて駆けつけたソシペンたちは大喜びだ。
ジェシカが踊りだすと他のメンバーの踊る姿も一緒に見えてくる。
「よくやった。よくやったわ」
お笑いMCは満足そうにジェシカを誉める。
「道のど真ん中でひとりやるのは恥ずかしかったけど、何とかやれたわ」
「やらされたからでしょ?」
笑って頷くジェシカ。
テレビに出ても順応がままならないジェシカ。
「うまくいかないことが多いです」
「テレビに出ると緊張しちゃうの?」
「というより、話すことが好きじゃないんです」
「少女時代の中では?」
「私だけです」
MC二人はタクシーの中で大笑い。
ジェシカは両頬に手をあててはにかむ。
「私がナンバーワンですよ」
女性MCはバックミラーごしにジェシカを見つめてつぶやく。
「可愛いけど汚いのが玉にキズ・・・それで冷たい氷のお姫様? けっこう厄介な娘なのね・・・」
「はい、そうです」
タクシーに乗り込んだジェシカに群がったファンの声が飛ぶ。
「ほらジェシカ、手を振ってあげて」
ジェシカが笑顔で手を振るとファンらは喜び、歓声も大きくなる。
「バリからですか?」とジェシカ。
「シンガポールからです」
「あら、そうですか」
頷いて感心しながらまた手を振るジェシカ。
愛想よく応じるジェシカに口うるさい女性MCはぽつりという。
「ジェシカ、お母さんみたい」
顔に両手をやって恥ずかしがるジェシカ。
「ジェシカは可愛いと思う人はいます?」
「ええ、いますよ」
「少女時代の中では?」とお笑い女性MC。
ジェシカは頭に手をやって考え込む。
「少女時代?」
「ええ」
「全員可愛いです」
「使えないわね」と女性MCは不機嫌そうに拳を握る。「そんな無難な答え、誰が求めるの」
男性MCにパンチを浴びせだす。
ジェシカは大笑い。
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