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テヨンのお散歩⑤
Taeyeon's walk ⑤
少女時代テヨン、どう撮ってもグラビアのよう“妖精のような美しさ”
少女時代のテヨンが近況を公開した。テヨンは9月3日、自身のInstagramに「WHY」というコメントと1枚の写真を掲載した。
写真のテヨンは携帯電話で鏡の中の自分を撮っている。キュートな三つ編みとファッションセンスで魅力的な姿を披露している。滑らかな白い肌と清らかなほほ笑みが目を引く。一方、テヨンは最近、SMエンターテイメント創立20周年記念ワークショップ及び団合大会のために3泊5日の日程でハワイに行ってきた。
(エンタメニュースより)
テヨンのお散歩⑤
「それはよかった。ん?」
微笑を湛えたやさしい目で見つめられ、テヨンの胸はキュンと鳴った。
バレちゃったか…それじゃあ仕方がない…と、自分の置かれた状況をどう説明しようか迷いだしていたら、意外な言葉が飛び出してくる。
「高校生? 若さっていうか…ほっぺのホクロがチャームポイントになっててとてもいいね、君」
テヨンはがっくりきた。
キュヒョンオッパー(と言っても年は一つしか違わないけど)はどうやら自分に気付いてないみたいだ。
イェソンオッパーがキュヒョンオッパーの肩を軽く叩く。誤解を招くようなことはよせ、とばかり首を横に振り、外したサングラスで先を促した。
「シウォンの携帯がつながらなくなってるんだ。夜には懇親会もあるから、早く探さないと」
「そうだった。何時間か前、上の階で見かけたという話だったな」
「ああ、サニーからの連絡だ」
キュヒョンはテヨンに、ごきげんよう、との言葉を残して急ぎ足に去っていく。
シウォンがいなくなった?…二人の背中を見送りながら、テヨンの頭の中はこんぐらかってくる。
ワームホールの住人は、適当にシウォンオッパーに変身したんじゃなかったのか?
姿はむろんだが、髪をいじられてる時も歩き回ってる時も、しぐさから何からすべてがシウォンオッパーにしか見えなかった。ワームホールの住人はシウォンオッパーの身体を借りていたのかもしれない。
テヨンは手持ちの鞄をショルダーにし、キュヒョンらの後を追い出す。
シウォンオッパーの所在が知れなくなった要因に自分が一枚噛んでるように思ったからだ。
閉まりかけたエレベーターのボタンを急いで押した。
開いたドアの中にキュヒョンとイェソンも立っている。キュヒョンと目が合ったが、彼は何食わぬ表情で入る。
ソヒョンの着ていた服は一週間前のものでも覚えているのに、自分の顔は少し違っただけで別人に見えるみたいだわ…ソヒョンなら絶対そういうことないわよね…妬む気持ちはないが、キュヒョンらと一緒のエレベーターでテヨンはそんなことを考えた。
エレベーターは最上階の一つ手前で止まった。そこでキュヒョンとイェソンほかの者が全員おりていった。テヨンはキュヒョンとイェソンのあとをついて行きづらくて、エレベーターの中に一人留まった。誰が押したかもう一つの上の階のボタンが点っている。
上の階からシウォンを探しながら階段で下におりていこう。
ドアが閉まりエレベーターは動き出す。すると上階を示していたランプが点滅を始めた。エレベーターが静止するとランプが消える。同時にボタンも消えてドアが開いた。
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