「ETA」MV公開から（NewJeans）

「ETA」MV公開から（NewJeans）
From "ETA" MV release (NewJeans)



NewJeans「ETA」MV公開…”iPhoneで撮影”＋新AL「Get Up」リリース



★　ミン・ヒジン総括プロデューサーは「コンセプト構想段階で、タイトル曲3曲のうち1曲は、ユニークな試みで消費者に面白い体験を提供したかった」「重い装備の撮影ツールから抜け出し、より軽くてもう少し楽に撮影されたMVを提案しようと、iPhoneで撮影するアイデアを出した」「Appleとの協業で誕生したメンバーたちの身近な姿を楽しく見てほしい」「特に自由な振付が目立つエンディングパートに注目してほしい」。



　「ETA」MVの導入部（入り）の音やリズム、全体のイメージから”2NE1”の「I LOVE YOU」をふと思い浮かべた。

　この手の曲の元祖はやっぱり”2NE1”なのだろう。
　音楽スタイルとしても存在感としてもバイブル的存在と言えようか。


　NewJeans「ETA」も最初に”2NE1”の曲を思い起こさせれば、それで半ばは成功と言える。
　露骨でない分、とやかく言われることもない。
　この曲もオマージュというか、”2NE1”に対する敬慕のようなものが込められていると見た。


　あとは水の流れる如くで、どんな曲になっても最初のイメージで最後まで連れてってくれる。
　出だしの持つイメージのインパクトはそれほどに大きい。


　コンセプトを紡ぎだす映像として用意されたのは、アメリカのどこかのプールサイドで群れる若者らの日常性である。

　脳内で細胞が活発に動く若者らには、それぞれの思いに沿った行動が発生する。彼らはいつもじっとしていることなどできない。
　そんな若者たちとしてNewJeans面々の姿もあるというわけである。


　そんな若者らの行動を映し出すツールとして用意されたのは、旧式重装備のカメラセットではなく、手でつかめるサイズの”iPhone”というわけである。

　”iPhone”を手にしたNewJeansはじつに楽しそうだ。これさえあれば世界中で起こる出来事はすべてここに収められる。だから楽しいとでも言いたげである。


　平たく言えばどっちにとってもお得のタイアップソングだが、今やアイドルはビッグなそういう存在となってきた。

　歌手は歌手だが、アイドルはお子様のように扱う時代は過ぎようとしている。どちらもタレントという意味では同格だ。



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