９時５０分にシネコンへ。もちろん、１７日から公開されているヱヴァＱを観るため。日曜日に覗きに行った時にはね、一回目の上映が始まってたから、館内は閑散としてたんだけど、おお、結構いるじゃないの、お客さん
。シネコンに行くのはメンズデーで料金が１０００円になる木曜日。１０時過ぎの一回目の上映って決めてる
。ま、映画を観に行くのは、圧倒的にアニメが多いかな。最近じゃ「タイバニ」、その前は「おおかみこども」、「けいおん！」。だけどね、長野市のシネコンじゃ上映しないアニメ作品って多いんだ
。
上田市のショッピングセンター内に「ＴＯＨＯシネマズ」ってシネコンがあるんやけど、あっちの方がアニメ作品をフォローしてくれる。あくまで、“僕好み”な作品って条件付きだけどさ
。それとあっちはショッピングセンターだから、食べる場所はたくさんある。長野グランドシネマズはあくまで、シネコンでのフードしかないもんね
。さて、お昼代わりに、ビール
とホットドック。ビールを持ちこんで、いざスクリーンへ
。
客入りは、スクリーンの４割程度だろうか。平日としてはまずまず上々。ジブリや「おおかみこども」はともかく、他のアニメと比べれば格段に客が入っている。
間違いなく、前作“破”と比べれば入ってるし、パンフレット類は一時品切れ（後で補充されてた）、クリアファイルは売り切れてた。
さて、映画の感想はと言えば、破が敵である使徒との戦いに次ぐ戦いで、大いにテンションが盛り上がって、主人公のシンジが覚醒。＜サード・インパクト＞を引き起こしたところで、“つづく”。それから３年以上。さあ！となったところで
・・・
・・・一気にどん底にたたき落とされる・・・。
鬱展開キター！！
いきなり１４年が経過。覚醒してヱヴァ初号機に取り込まれたシンジを救出するバトルシーンから始まって（この冒頭部分だけテレビで事前に公開された）、１４年の眠りから覚めたシンジを待っていたのは、自らの起こした＜ニアサード・インパクト＞で、地球は荒廃した世界になってしまったいう救いようのない真実。
本人は、ヱヴァパイロットのレイを助けたい一心で敵である使徒と戦い、レイを救い出し、使徒を倒した筈なのに、そのレイはいない。覚醒したおかげで、自分が世界をメチャクチャにしてしまった
。
物語に登場するのは、ヱヴァを作っていた組織のネルフと、反ネルフ組織「ヴィレ」だけ。罪人扱いされ、荒廃した世界を目の当たりにしたシンジは、絶望して自分の世界に閉じこもってしまう
。まぁ、ここで終わってしまっては、社会から隔絶された引き籠りの物語になってしまうので（苦笑）、そっから先はあるんだけどね。
ここまで主人公が冷たくされる作品って、そうないと思うよ
。＜エンディングテーマ／宇多田ヒカル 桜流し＞
で、そこから、希望が見えたかな・・・ってところで、“つづく”
。映像も凄い、音楽も凄い、バトルシーンも見どころ十分。でも救いがない
。さぁ、どうオチを付けるんだろうねぇ。やっぱ、ハッピーなエンタメで済ませないのがヱヴァのヱヴァたるゆえん。やってくれたよ、庵野さん
。来月６日にもう一回観に行くよ。完結編の公開はいつかな。
・休肝日（０）
★１１月２２日現在の処分数（３０３／３５０）
