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営業中に近くのスーパーで休憩を取ることが良くある。トイレが周囲にないってことと、コーヒーの自動販売機があるからだ。で、しばらくの間、車中でゆっくりコーヒーを飲みながら、携帯でニュースを確認したりする。ん?大した時間じゃないよ。でも、それが、取っても良い息抜きになる。
その目の前に教会関係の施設があって、大きく「すべて、疲れた人、重荷を負ってる人は、私のところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます(イエス・キリスト)」なぁんて、看板が掲示されている。
これ見るたびに思うねぇ、休ませてくれぇ・・・ってさ。これは「マタイによる福音書」の有名な言葉だけど、上手いこと言うねぇ、イエス様。これ、誰にだって当てはまる言葉だもんね。
あぁ、僕は聖書は読むし、キリスト教関係の本は結構あるよ。その関係のカルトって言われてる宗派と関わったこともある。だけど一度も信仰というモノを持ったことはないよ。あくまでも、読書の対象。
新約聖書を研究してる田川建三さんの本とも格闘してるけど、新約学って、深すぎてさ。そもそも入門書はあっても、本当の意味での概論といえるようなものはないんだ。時間が欲しいねぇ、田川さんが出してる「新約聖書・訳と注」やいずれ出るであろう「新約聖書概論(仮題)」と格闘出来たらなぁ・・・っていつも思うよ。
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アマゾンから、今日届いた「at(あっと)」15号の特集は賀川豊彦。いうまでもなく、日本の生協運動の創立者。日本近代を代表する社会運動者にしてキリスト者。『死線を越えて』が大ベストセラーになった小説家という多様な顔を持ち、戦前のアメリカで昭和天皇と並んで、もっとも有名な日本人。
ノーベル賞候補にまで上がりながら、忘れ去られた不可解な日本人。特集のいくつかの文章読んでて難しいけど面白いねぇ。オーソドックスな生協運動の文脈で教えられた賀川像とも違う多様な側面が浮かび上がってきて、読んでて飽きない。
そうそう、ファシストを自称する外山恒一氏の「ファシストの目に映る賀川像」も実に良い。別に“賀川をファシスト”って論じてるわけじゃなくて、外山氏が尊敬するムソリーニとの比較から、類似性があるか・・・って論じてるのよ。
これ、重要な論点だって、僕は思うよ。そして、トリックスター的な外見とはまるで違う外山氏の論考につくづく感心したね。もっと彼に書く場を与えようよ。
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haikyotansaku
かんちゃん
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