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強い不安感や胸の圧迫感を感じなくなっているけど、バラエティはもちろん、ニュースなんか見る気に全然なれない。買ったままになってるDVD「スカイ・クロラ」もパッケージが未開封のままだ。そんな気に全然なれないんだよね。2時間集中してテレビを観る元気が湧いてこないんだよ。
見たテレビ?なんでも鑑定団くらいかな。まぁ、あれもバラエティなんだけど。今、『軍艦島 住み方の記憶』(軍艦島を世界遺産にする会)を読み終え、いや、眺め終えたところ。
廃墟としての軍艦島を取り上げた本や写真集は数多いけど、島内の様々な施設の当時と今の写真に解説と当時の思い出を付記してる上、その施設が島内のどこにあるか、紹介してくれてる本書は、軍艦島の全体像を知るのに格好の素材。
稼働していた頃の軍艦島については、岩波から『軍艦島海上産業都市に住む』という名著が出てるけど、文字通りの入門編という意味では、こっちをまず読んでから、って思う。
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最近出されたDVD「軍艦島オデッセイ」と併せて見れば、完璧なんだけど、DVDの公式ガイドブックには同じ時期に出た『軍艦島全景』(三才ブックス)というのがあるから、それを買おうか迷うところ。ううん、どうしようかなぁ。
で、今読んでるのが『納棺夫日記』。流行りだから読んでいるという面と、少しづつ、“死”を自分で意識し始めてるという両面があるんだけどね。
死に関して言えば、前のブログに書いた中江兆民の本や、フィリップ・アリエスの大著『死を前にした人間』(絶版)、自殺の古典だったら、エミール・デュルケームの『自殺論』だってある。
毎日が死と向かい合わせだった戦国時代の武将はどんな死生観を持ってたのか?とか、一族郎党をみな犠牲にしてただ一人生き延びた荒木村重について調べてみたいとかね。俄然、死生観に興味が湧いてくる。村重の本は小説で確か以前買ったはず。どこに行ったんだろう?
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