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アマゾンに頼んでおいた荒木和博『日本が拉致問題を解決できない本当の理由』(草思社)と蓮池透・太田昌国『拉致対論』(太田出版)をローソンで受け取る。
帰宅は毎日9時を過ぎてるし、お袋もいないから、最寄りのコンビニでの受け取りも、アマゾンで出来ることになったから試してみたんだけど、結構面倒。注文して、受け取りのコンビニを指定、商品が確保された時点で「お支払い番号」をメールで受け取り、Loppi(ローソン店頭にあるマルチメディア端末)を操作して、支払い票を出力、現金で清算(支払うのは、どこのローソンでも良い)。
入金を確認してしばらくして、発送された旨のメールが届き、コンビニに届いた時点で、再度メール。それから取りに行くという仕組み。
入金と受け取りに2度コンビニに行くのは本当に面倒くさい。だったら1冊づつ、メール便で頼んだ方が楽だわ。クレジット決済で簡単だし。
さて、拉致問題に関しては、この2冊は正反対のスタンス。前者は特定失踪者調査会の代表を務める著者は強硬派の代表格だし、後者の蓮池氏は家族会の強硬派から、“転向”。太田氏は、『「拉致」異論』(太田出版)で、強硬論が嵐のように吹き荒れてた時期に、異を唱えた稀な人物。
拉致が非人道的な国家による犯罪行為であることは論を待たない。ただ、拉致問題が、対北朝鮮強硬論、体制打倒論という立場になければ、関われない現状。事あるごとに人権擁護を唱える護憲論者や左翼が、この問題を避けているという倒錯。
多くの人は忘れてるけど国会で最初にこの問題を取り上げたのは共産党なんだよ。それがなぜ、この問題を避けて通るようになったのか。
思想の左右、護憲改憲、そんなことに関係なく、共に問題を解決出来ない“捻じれ”はどこから来てるのか?対極にあるこの2冊の本から、その答えを探してみたい・・・って思ってるんだ。
※今日、9月17日はかの独裁者が拉致を公式に認めた2002年の“あの日”から、奇しくも7年・・・その日から、日本中が北朝鮮への憎悪が渦巻いたあの頃。もう、そんなに経つんだ・・・今日、このことを書いたのは、偶然本が届いたから。本当に偶然だよ。
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