日日不穏日記gooブログ版

「三流週刊誌編集部」を読んだわけ

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ

 先日配られた区報に「市立図書館が遠いという人に・・・公民館にある図書館を利用しませんか」って書いてあったんで、覗きに行ってみたんだよ、昨日の夕方散歩がてらに。場所は知らなかったんだけど、オヤジも頭がしっかりしてた頃は、碁を打ちに行ってた場所なんだって、お袋は言ってたんだけどさyellow26

 蔵書2000冊・・・思った通り、ウチよりも少ないわ。それに市立の方が近いんだよね、歩いてみると全然。やっぱ、施設の利用が少ないと、維持するのも厳しいのかも。“老後”のこともあるし、多少は公民館使わないといけないのかなぁyellow27



 そんなことを考えながら、図書館から借りてた佐々木崇夫『三流週刊誌編集部 アサヒ芸能と徳間康快の思い出』(バジリコ)を読了。いやー面白かった。そもそも本好きだから、雑誌の編集者が書いてる本も結構読んでるok

 プロレス週刊誌、文芸雑誌、ホモ専門の雑誌・・・って、おいおい。まぁ、分野を問わずに読んでたんだけどさ。

 この「アサヒ芸能」というのは、風俗やヤクザ、ゴシップ関係を専門に扱う雑誌。“三流”って言うのは、そんな中でも誇りを持ってやってたって言う、著者なりの謙遜yellow1



 元々好きなジャンルの本ではあったんだけど、目的は、編集者としての仕事より、この雑誌を出してる徳間書店の社長:徳間康快(1921-2000)という人物への興味があって読んだんだ。

 「コクリコ坂から」に登場する学園の理事長にして、出版社の社長という徳丸理事長のモデルが、この徳間康快氏

 作品中では、豪快で話の分かる人物に描かれてるんだけど、生前の徳間氏は毀誉褒貶の多いワンマン社長で、強引な経営で会社を傾かせた人物、って報道をよく目にしてたから、えー!あの理事長のモデル??ってビックリしたもの



 ↑ヒロインの海の肩に手をやってるのが徳丸理事長。

 だから、その下で働いてた人の“証言”を読みたかったわけ。

 あー読んだけど、なんて言うんだろ。カリスマ性はあるけど、経営者としては疑問符。叩き上げのイケイケで、見栄っ張り。いくら、ジブリの創立者(恩人)としても、美化されすぎてるなぁ、やっぱりyellow6

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tondemo04-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4901784994" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

 ジブリ関係の本は、殆ど徳間書店から出されてるから(現在は徳間書店の傘下からジブリは独立してる)、悪くは書けないのは分かるけどyellow5

 それにしても、この時代の編集者は滅茶苦茶な生活してるなぁ。僕だったら、40前にアル中になるか、身体がボロボロになって透析受けてるんじゃないかと思うよdokuro体の作りが違うのかなー

・休肝日sake(11)。

★4月18日現在の処分数(225/300)

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

haikyotansaku
分かんないよね。作品観てなければ。ただ、調べ物として徳間社長の人となりを知れたのは、良かったかな。

いや、ホモ専門雑誌の編集長ってどんな人かって興味あるじゃない(ないか?)。取り巻く人がどういう人だとか。平凡な人間だから、普通じゃない生き方をした人への興味って凄くあるんだ。

公民館には予算ないと思うよ。だから、図書館で本を借りる人も少ないと思うし、あんまり利用がなかったら、予算削減で閉鎖されちゃうかもしれない。

老後のためにも・・・たまには顔を出そうかねぇ。
non
http://blog.livedoor.jp/nongino/
う~ん、徳丸理事長を知らないし「コクリコ坂から」を見てないから、分かんないや。

え…と、ホモ専門の本て…www
公民館の図書館より、自宅の本のが多いってのがうける(笑)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事