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以前、再び（一度目の掲載は２００２年）、ニューヨークタイムスへの「拉致問題の意見広告」を掲載する運動を進める“意見広告７人の会”の＜義＞に感じて、定額給付金分の１万２千円をカンパしたってことを書いたんだけれども、それに続いて、余剰金＋更なる義捐金を以て、韓国の３大紙（東亜日報、朝鮮日報、中央日報）に大々的に意見広告を出すための取組が、続けられ、遂に目標金額に到達。
総募金額 17,211,018円に。こんな不景気なご時世にこれだけの金額が集まったことは本当に画期的じゃないかな。
日本と違って韓国人の拉致被害者って５００人近い（政府が認めた数。実際の数は遥かに多いはず）にも拘らず、南北は戦争状態にあるとか（朝鮮戦争は今でも終結しておらず、形としては休戦状態）、最近の北朝鮮への融和政策（太陽政策）とか、複雑な事情があって、拉致被害者がなかなか声を上げられない、支援されないっていう不幸な状態が続いてる（北朝鮮による韓国人拉致問題）。
そんな中で、韓国の拉致被害者、家族、支援者と連帯することが大切だし、韓国の世論の喚起にも、意見広告の掲載って画期的な意味を持つと思うんだ。
本来、拉致問題って、政治的立場の左右、護憲・改憲を越えて誰もが賛同できる問題のはずじゃない？それが、対北朝鮮強硬派、右の側の専売特許になってること自体おかしいよね。もともと、この問題を最初に国会で取り上げたのは共産党でしょ。
それが政治的思惑から、この問題を避けるようになって、正反対の方向に。この捻じれって何なんだろうね。問題の解決って、日本単独じゃなくて、中国は無理にしても、韓国を巻きこまなきゃ成功しないと思う。
でも、今までの日本の運動って、韓国の拉致被害者と連携する動きって殆どなかったじゃない？そもそも韓国の拉致の実態を紹介する本が出版されたって話も聞かないしね。
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結局、運動を進めてる日本の保守派は、韓国が嫌いなんだと思うな。だから韓国の被害者に無関心・・・で、北の暴走に対して、核武装・先制攻撃とか、そっちの方にばっかり話が進んじゃう。
そんな間口の狭い姿勢じゃなくて、思想信条も国の違いも超えて連携しなくちゃ、問題はいつまで経っても膠着状態。今回の意見広告の取り組みは、呼びかけ人の思想信条が多種多彩、それに韓国も巻き込もうって、姿勢に賛同したんだよ。
今日、この意見広告の取り組みの記者会見があるって話だけど、その運動の末席に連なることが出来たことを嬉しく思ってる。
・・・真面目な話ばっかりだったんで、北朝鮮のニュースの空耳アワーの動画を張り付けとこう。うん、結構笑える
。いや、笑っちゃいけないのかな。↓２日続けての政治ネタでした。どうしてもこのことだけは書いておきたいって思ったんで、また長文になってしまいました。晩酌して、早く寝ます
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