日日不穏日記gooブログ版

希望は、戦争。の激しい怨念

 いや~これでやっと休みだsymbol1。今日は土用の丑の日。普段は中国産だけど、今回は生協の静岡産うなぎを。味はやっぱりこっちの方がうまいねぇ。国産か中国産という違いなのか、シラスウナギの違いか、よくわかんないんだけどね。

 去年、話題になった雑誌の論文「「丸山真男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」(リンク)を最近読んだ。
 ポスト・バブル世代が、非正規雇用、フリーターから抜け出せない不条理に対する激しい怨念の矛先は、経済的に安定している正社員へと向かう。
 


 著者は言う。「戦争は悲惨だ。しかし、その悲惨さは「持つ者が何かを失う」から悲惨なのであって、「何も持っていない」私からすれば、戦争は悲惨でも何でもなく、むしろチャンスとなる
 もちろん、戦時においては前線や銃後を問わず、死と隣り合わせではあるものの、それは国民のほぼすべてが同様である。国民全体に降り注ぐ生と死のギャンブルである戦争状態と、一部の弱者だけが屈辱を味わう平和。そのどちらが弱者にとって望ましいかなど、考えるまでもない」(下線、引用者)

 格差が固定された平和より、社会が流動化し、国民がみな苦しむ戦争を望ましいものであるとまで断言する<希望は、戦争。>。暴論であることを承知の上で、ここまで著者が言わざるを得ないほど格差は固定され、低所得者は虐げられている。

 こんなブログで食の安全だ、環境問題がどうのこうのって書いてるけど、そんなことにこだわる以前に、まず食べることが大事で、安全がどうだとかいうことが<金持ちだけが言える戯言>とされるような時代が、このまま若年層を低所得層に押し込める状況が続けば、確実にやってくるような気がする。

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コメント一覧

haikyotansaku
生協を支えてきたのは、良くも悪くも団塊の世代。安定した地位と所得があり、組織への帰属意識が高い層。その世代がリタイアし、現在、子育て層として、生協が迎え入れなくてはいけないのは、30代前半の団塊ジュニア。だけど、その層は、購買力は、はるかに低く、生協への帰属意識も低い。組合員が
世代交代しているにもかかかわらず、その状況に生協が対応できてるかというと、まだまだですんね。無論、トップたちはその状況を十分理解をしているわけですが、対応としてはまだまだ・・・
かんちゃん
http://blogs.yahoo.co.jp/hkanzakijp
誤解を恐れずにいうと、ロッジデールにしても賀川豊彦にしても貧しい人たちのための生協であったはずだが、、ここ30~40年?インテリゲンチアや裕福層に支持されて来たのが生協ですよね。廃墟君がいうような時代はある意味随分前からあったのかもね。
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