一日の業務でヨレヨレになってふらふらと平安堂川中島店へ。しばし立ち読みをしていて目に入ったのが1冊だけ置いてあった奥山さんの『ヴァニシングポイント』。別に買うつもりで店に入ったわけじゃないけれども、思わず「エコノミスト」誌と一緒にレジへ。勝谷誠彦さんの日記には、死の直前に奥山さんを見舞い、一緒に記念写真も撮ったという記述がある。それからすぐ逝ってしまったのか・・・。机の上にある『ヴァニシングポイント』の帯には「余命わずか。死にゆくものの自伝小説」と書いてある。思わず手に取り、読み始める。【「がんに効く食品」の出版社を家宅捜索 薬事法違反容疑】「同社などは昨年、薬事法で承認前の医薬品の広告が禁じられているにもかかわらず、同社刊の2冊の本で、キノコの一種「アガリクス」を成分に含む特定の健康食品を特集し、「(服用によって)がん細胞が消えた」などと効能をうたって広告した疑いがもたれている。アガリクス自体は医薬品ではないが、病気への効能をうたって売れば健康食品でも薬事法では医薬品とみなされる」「健康食品などによる治療・延命の体験談を紹介したいわゆる「バイブル本」は、内容が医科学的な根拠に乏しい場合があり、「わらをもつかむ思いの患者側の気持ちを踏みにじる行為」との批判も出ている」←ここまで露骨にやらんでもこの手の本は数限りなく出ている。モグラ叩きになるだろうけど、どんどん取り締まってもらわないと。【化石 「ヒラメの元祖」長野県八坂村で発見】「長野県八坂村で発見された魚の化石(長さ約35センチ)が、約900万年前(後期中新世)の「ヒラメの元祖」の可能性が高いことが、化石を所蔵する同県信州新町の町化石博物館などの調査で分かった。(中略)発見場所は標高約400メートルの高所だが、約1000万~900万年前ごろは海だったという」←29日から同博物館で2ヶ月間一般公開か。今まで2回行ったことあるけどね、いい話のネタだ。一度行ってみよう。「エコノミスト」の特集は《中国経済が変わる》。反日運動については火付け役となった反日サイトについて中心となっているのは、「学生などの高学歴の10~30代の若者で都市部の比較的新しい産業分野に従事しているものが多く、明確な意見を持ちながら、自国の批判が封じられているため、当局が容認する反日にテーマを見出しやすい」と書いてある。「反体制志向」のガス抜きなんだよ、要は。巻頭コラム「敢闘言」で日垣隆氏は「彼らは、個人で行動もできなければ発言すら自由に出来ない人々なのである」と言う。周囲の批判を封じられ、反日という出口だけが開かれている国。自由な言論であるはずのネットが、特定の誘導された世論しか扇動できないと言う皮肉。同誌では中国の反日運動は“戦後60年という愛国を煽る政治日程が続く9月まで尾を引く”と書いてある。おいおい、あの馬鹿騒ぎ半年近くもまだやる気かい?いい加減にして欲しいな。
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