日比谷同友会 日比谷彩友会

日比谷同友会 サークル活動

日比谷彩友会平成25年春季研究会

2013年10月17日 | 例会報告

4月11日(木)午後2時よりNTT日比谷ビル地下2階B-3会議室をお借りして、深澤孝哉先生を講師に招き、春季研究会を開催しました。研究会参加者は24名で、作品内訳は風景画16点、静物画2点、人物画6点でした。1点ずつ丁寧に、絶妙なジョークを交えながら講評してくださり、それぞれ得るところが大きかったと思います。終了後、同ビル1階レストランVに移動し、懇親会で親睦を深めました(午後8時解散)。


東日本大震災は絵画の世界にもいろいろ影響を及ぼしています。海外の作品を紹介する展覧会が中止になったり、4月頃に開催された大きな絵画団体の展覧会では、応募作品数が例年に比べてかなり減ったりしたところも多かったようです。私たちの研究会も心配していましたが、幸いこれまでとあまり変わらずに24人の会員が参加しました。こんな大変な時に絵をと思われる方もいるかもしれませんが、描く事によって心が癒される、救われるという絵の功徳は大きいと思います。研究会の講師にはここ10年ほど日展系の大きな絵画団体である白日会の副会長をされている深澤孝哉先生にお願いしています。この先生は絵だけでなく、書もお上手、剣道十段、地元のオーケストラの指揮者もつとめ、おまけに料理の腕もプロ並みと多芸多才で、それだけに該博な知識を持たれ、口八丁で話題も非常に豊富です。しばしば脱線して絵の講評になかなか戻っていただけなくなるのが難点ですが、お話を伺っていて飽きません。作品に対する講評もきわめて的確で得心させられます。おまけに褒め上手で、どんな作品に対しても適切な褒め言葉が用意されています。

深澤先生によるといわゆる大家・大先生がプロの画家の絵を評する際、最高の褒め言葉は “ウーン悪くない”だそうで、これが“なかなか良い”などと言われたらまず見込みがないと思った方がよいとのことです。その点私たちアマチュアは単純で“悪くない”では飽きたらず、褒められれば褒められるほど良い気分になり、さらにやる気が出てくるから他愛ないものです。先生の方も充分心得ておられるわけです。
先生は褒めながらも要所はきちんと押さえて指導してくれます。口頭での指摘だけでなく、数本の色チョークを用いて私達の絵に直接手を入れてくれるのですが、あまり見栄えしなかった私たちの絵が見る間に名画に生まれ変わるのを見て、皆あっけにとられます。同時に自分たちの絵も捨てたものではなく、もう少し頑張れば良い作品に仕上げられるのだという自信を持たせてもらえるわけです
一枚一枚の絵を評しながら、絵を描くときの一般的な心得にもよく言及されます。例えば“写生”という言葉は間違ったイメージを与えるが、絵は対象をそのまま右から左に写すのではなく、一旦自分の中に採り入れ、組み立て直してキャンパスに表出するもので、絵描きはいわば演出家である、採り入れたものを基に絵をデザインする、要らないものは取り去り、主役を際立たせ、必要ならデフォルメもする、大いに欲張り、自分の狙いをより深く・高くするとよい、などです。
この先生は嬉しいことに絵は麻雀やカラオケと同じように死ぬまで上達すると言ってくださいます。その証なのか、彩友会会員の技量も年を経るにしたがって向上しているようです。深澤先生に来ていただくようになった当初は、大学の偉い先生に幼稚園生の作品を見ていただいている、の感がありましたが、最近では先生の講評に耐えるというか、少なくとも大先生に講評をお願いしても失礼にあたらないような作品が増えてきたように思われます。
毎年夏の恒例行事になっている作品発表会「日比谷彩友会展」は今年で42回目を迎えます。9月16日から京橋ギャラリーくぼたで開催を予定していますが、どんな楽しい作品が集まるか今から楽しみです。


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第41回日比谷彩友会展 平成24年8月28日~9月2日

2013年02月25日 | 例会報告

 8月28日(火)から9月2日(日)まで第41回日比谷彩友会展を開催しました。会場は例年のとおり京橋のギャラリーくぼたです。今回はこの展覧会の模様をご報告します。

○総会、展覧会準備、講評会
 オープンに先立つ27日(月)は展覧会のための作品搬入と飾り付け、年1回の総会、講師を招いての展示作品の講評会、それに続く懇親パーティと会員にとっては忙しい1日でした。
 彩友会展への出品は1人2点以内となっていますが、今年は出展者数35名、出展作品数54点でした。2フロアに分かれているので飾り付けもなかなか大変でした。
 絵の大きさは4号からまで40号まで、種類も油彩26、水彩15、アクリル2、パステル5、アキーラ2、日本画4(風景25、静物14、人物12、その他3)と多彩な作品が集まりました。まず会員に自分の作品を好き勝手な場所に置いてもらい、展示担当の幹事が混み具合や作品間のバランスなどを勘案して調整します。配置が決まり絵を掛け終わるとやれやれという感じです。

 午前中に飾り付けを終えて昼からはまず総会です。鈴木会長の挨拶に続き、総会が開かれました。鈴木 総会が開かれました。鈴木 会長の挨拶に続き、 平成 23 年度事業成果報告、 年度事業成果報告、 同決算報告、会計監査平成 同決算報告、会計監査平成 同決算報告、会計監査平成 24 年度事業収支計画、および彩友会幹の交代について報告があ 年度事業収支計画、および彩友会幹の交代について報告があ りました。 特筆事項として、来年から彩友会展は時期を秋 特筆事項として、来年から彩友会展は時期を秋 特筆事項として、来年から彩友会展は時期を秋 (9 月から 10 月)にずらし、展示フロアを にずらし、展示フロアを 1フロアと することになりました。H25年度は9月16日(月)から22日(日)までを予約済みであること、H26 年度は10 月半ばの開催とする方向であることが報告されました。1 フロアでの展示方法については今後運営会議で検討することになりました。幹事は展示部で松本文郎さんから松本光生さんへ、総務部で倉橋潤吉さんから堀竹英弘さんへの交代がありました。他の幹事6 名は留任です。

総会では同友会からの支援金が今年から1/2に減額されたことへの対処策なども議論されました。当会はすでに他サークルに比べて高めの会費を取っているので、さらに値上げするのも問題で、結局展示会場の見直しなども含めて運営費を極力節約することで対処しようということになりました。

 総会の後は講評会です。講師はいつもお願いしている白日会副会長の深澤孝哉先生です。例によって熱演で、13時半から17時までの予定が1時間近く延び、聞いていた会員は皆少し疲れ気味でしたが、懇切で興味深いお話に皆すっかり満足しました。 最後は懇親会で、短い時間の中、先生を囲んで絵画談義などで楽しいひとときを過ごしました。

○日比谷彩友会展
 翌8月28日(火)からいよいよ展覧会です。今年も猛暑 が続きました、会期中連日の今年も猛暑 が続きました、会期中連日の暑さにもかわらず沢山の方々が鑑賞に来られて、たいへん励みになりまし。会場で久ぶりに昔 の仲間とお会いして懐かく挨拶を交わす風景が随所に見られました。出展作品の質は年々向上 し、努力の跡が見られるとの深 澤先生の講評にも 元気をいただきました

 6日間で来場していただいた方の合計は330余名で、会員が案内状をお送りした方々だけでなく、同友会事務局からの同報メールを見たといって来て下さる方も居られました。嬉しいものです。

 毎年、この展覧会に合わせて職場や学校時代の同窓会を開いたり、親族が集まったりと旧交を温める格好の場にもなっているようです。この展覧会のおかげで年1回の銀ブラが出来ると言って毎年見に来て下さる方も居られます。絵の鑑賞は口実で、昔の仲間との出会いを楽しむことが主目的という人も多いでしょうが、それでも多くの皆さんに見に来ていただくことは私たち会員の大きな励みになります。
 会場での楽しみの一つは人との語らいです。会員は絵を見に来て下さる方々と久々の再会を喜び合い、製作の苦労話を交えながら楽しい語らいが出来ます。来場される皆さんも漫然と鑑賞するよりも描き手の解説付きの方が一段と興味を覚えるようです。
 思いがけない出会いもあります。会員の一人が鰺の干物を描いた絵を出品しました。この絵を囲んで、何人かで話をしているとき、出品した会員が実家が金沢で魚屋だったと明かすと、金沢出身の別の会員が若い頃直ぐ近くに住んでいて、そのお店に買い物に行っていたことがあると判り、世の中は狭いものと大いに盛り上がりました。
 昔NTTの社宅で隣同士だったお二人が何十年ぶりかで再会したなどのハプニングもありました。
 今年の展覧会はこのように無事に成功裏に終わりました。ご来場いただいた皆様にはこの場を借りて厚く御礼申しあげます。
会員は皆これから1年間、来年の展示会での新しい出会いを楽しみに作品製作に励むことでしょう。


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平成24年度日比谷彩友会活動状況

2013年02月25日 | 例会報告
平成24年度総会


 平成24年8月28日(月、作品搬入後)12時30分より開かれた総会で平成23年度の決算報告と平成24年度の事業計画が了承された。 

第41回日比谷彩友会展


 平成23年8月28日(火)から9月2日(日)までの会期で、京橋ギャラリーくぼたで35名の出展者の54作品による展覧会を開催した。
 猛暑にもかかわらず、325名の来場者を得て盛会でした。
 8月28日(月)総会終了後一般公開に先立ち、展示作品について深澤孝哉白日会副会長に講評いただいた。
 会員が挫折しないよう良いところを示して元気づけ、「ここをこうしたらもっと良くなる」と悪いところをさりげなく指摘していただき、勇気付けられました。

 講評に引き続き、展覧会場で深澤先生を囲んでパーティとなり、展示作品を肴に大いに盛り上がりました。

 毎年、この展覧会に合わせて職場や学校時代の同窓会を開いたり、親族が集まったりと旧交を温める格好の場にもなっているようです。この展覧会のおか げで年1回の銀ブラが出来ると言って毎年見に来て下さる方も居られます。絵の鑑賞は口実で、昔の仲間との出会いを楽しむことが主目的という人も多いでしょうが、それでも多くの皆さんに見に来ていただくことは私たち会員の大きな励みになります。

 
研究会風景


平成24年11月18日(金)14時よりNTT日比谷ビル会議室において、深澤孝哉先生を講師に招き秋季研究会を開催した。 先生には従来にも増して熱心に講評していただき、有意義な研究会でした。研究会の後、場所をレストランVに移して懇親会(早めの忘年会)が行われた。

 

平成24年度白日会展鑑賞会

平成24年3月23日(金)、国立新美術館にて白日会展を鑑賞しました。16名が参加し、深澤先生の熱心な解説/指導の下、3時間に亘り鑑賞した。

 

  文責:野田邦康

 

 


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日比谷同友会40周年記念・彩友会展覧会

2011年06月12日 | 例会報告
彩 友 会

日比谷同友会40周年記念展覧会

平成21年6月1日(月)~5日(金) 於:NTT日比谷ビルB1ロビー































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