8月28日(火)から9月2日(日)まで第41回日比谷彩友会展を開催しました。会場は例年のとおり京橋のギャラリーくぼたです。今回はこの展覧会の模様をご報告します。
○総会、展覧会準備、講評会
オープンに先立つ27日(月)は展覧会のための作品搬入と飾り付け、年1回の総会、講師を招いての展示作品の講評会、それに続く懇親パーティと会員にとっては忙しい1日でした。
彩友会展への出品は1人2点以内となっていますが、今年は出展者数35名、出展作品数54点でした。2フロアに分かれているので飾り付けもなかなか大変でした。
絵の大きさは4号からまで40号まで、種類も油彩26、水彩15、アクリル2、パステル5、アキーラ2、日本画4(風景25、静物14、人物12、その他3)と多彩な作品が集まりました。まず会員に自分の作品を好き勝手な場所に置いてもらい、展示担当の幹事が混み具合や作品間のバランスなどを勘案して調整します。配置が決まり絵を掛け終わるとやれやれという感じです。
午前中に飾り付けを終えて昼からはまず総会です。鈴木会長の挨拶に続き、総会が開かれました。鈴木 総会が開かれました。鈴木 会長の挨拶に続き、 平成 23 年度事業成果報告、 年度事業成果報告、 同決算報告、会計監査平成 同決算報告、会計監査平成 同決算報告、会計監査平成 24 年度事業収支計画、および彩友会幹の交代について報告があ 年度事業収支計画、および彩友会幹の交代について報告があ りました。 特筆事項として、来年から彩友会展は時期を秋 特筆事項として、来年から彩友会展は時期を秋 特筆事項として、来年から彩友会展は時期を秋 (9 月から 10 月)にずらし、展示フロアを にずらし、展示フロアを 1フロアと することになりました。H25年度は9月16日(月)から22日(日)までを予約済みであること、H26 年度は10 月半ばの開催とする方向であることが報告されました。1 フロアでの展示方法については今後運営会議で検討することになりました。幹事は展示部で松本文郎さんから松本光生さんへ、総務部で倉橋潤吉さんから堀竹英弘さんへの交代がありました。他の幹事6 名は留任です。
総会では同友会からの支援金が今年から1/2に減額されたことへの対処策なども議論されました。当会はすでに他サークルに比べて高めの会費を取っているので、さらに値上げするのも問題で、結局展示会場の見直しなども含めて運営費を極力節約することで対処しようということになりました。
総会の後は講評会です。講師はいつもお願いしている白日会副会長の深澤孝哉先生です。例によって熱演で、13時半から17時までの予定が1時間近く延び、聞いていた会員は皆少し疲れ気味でしたが、懇切で興味深いお話に皆すっかり満足しました。 最後は懇親会で、短い時間の中、先生を囲んで絵画談義などで楽しいひとときを過ごしました。
○日比谷彩友会展
翌8月28日(火)からいよいよ展覧会です。今年も猛暑 が続きました、会期中連日の今年も猛暑 が続きました、会期中連日の暑さにもかわらず沢山の方々が鑑賞に来られて、たいへん励みになりまし。会場で久ぶりに昔 の仲間とお会いして懐かく挨拶を交わす風景が随所に見られました。出展作品の質は年々向上 し、努力の跡が見られるとの深 澤先生の講評にも 元気をいただきました
6日間で来場していただいた方の合計は330余名で、会員が案内状をお送りした方々だけでなく、同友会事務局からの同報メールを見たといって来て下さる方も居られました。嬉しいものです。
毎年、この展覧会に合わせて職場や学校時代の同窓会を開いたり、親族が集まったりと旧交を温める格好の場にもなっているようです。この展覧会のおかげで年1回の銀ブラが出来ると言って毎年見に来て下さる方も居られます。絵の鑑賞は口実で、昔の仲間との出会いを楽しむことが主目的という人も多いでしょうが、それでも多くの皆さんに見に来ていただくことは私たち会員の大きな励みになります。
会場での楽しみの一つは人との語らいです。会員は絵を見に来て下さる方々と久々の再会を喜び合い、製作の苦労話を交えながら楽しい語らいが出来ます。来場される皆さんも漫然と鑑賞するよりも描き手の解説付きの方が一段と興味を覚えるようです。
思いがけない出会いもあります。会員の一人が鰺の干物を描いた絵を出品しました。この絵を囲んで、何人かで話をしているとき、出品した会員が実家が金沢で魚屋だったと明かすと、金沢出身の別の会員が若い頃直ぐ近くに住んでいて、そのお店に買い物に行っていたことがあると判り、世の中は狭いものと大いに盛り上がりました。
昔NTTの社宅で隣同士だったお二人が何十年ぶりかで再会したなどのハプニングもありました。
今年の展覧会はこのように無事に成功裏に終わりました。ご来場いただいた皆様にはこの場を借りて厚く御礼申しあげます。
会員は皆これから1年間、来年の展示会での新しい出会いを楽しみに作品製作に励むことでしょう。