母であり妻であり女である私の・・ひとりごと

38歳と35歳の息子と時々、私の息子に間違われるダンナ・・自転車ライフを出来るだけ楽しみたいネ♪

重粒子線治療・・2

2014年12月25日 | ひとりごと
従姉妹の・・

「メラノーマ」疑惑から・・

診断が下った10日・・

この12月・・

本人の気持ちを考えると・・自分の身も切り裂かれる思いで過ごしてました。

フッとした瞬間に・・

ポロポロ涙がでてしまうし・・

朝・・化粧している途中でも・・

急に涙が出てしまうし・・

化粧が・・未完成のブッサイク~~

シャワーしてる時も・・涙がでてしまうし・・

アカンね~~

それでも・・私は・・
家族と共に過ごしているから・・

気がまぎれたりするけど・・
独りで過ごしてる従姉妹は・・大丈夫かな~って心配になり・・
また涙・・・


12月入って・・・泣かない日は・・1日も無かったです・・

それでも・・私の出来ることは・・

ブッサイクな顔で・・笑わせてやったり・・
なんでもないメールをしてみたり・・

慰めてみたり・・
アホ言うてみたり・・

そんな・・簡単な事しかしてやれなくて


「メラノーマ」と診断された従姉妹・・・

千葉での治療が・・1日でも早く始まって・・

憎きガンをやっつけてしまえ~~!っておもっていたんだけど・・

PET検査をしたら・・・


大腸と首の所にも・・・

何かあるって言う事が判明・・・

この時・・・

「転移がある場合は重粒子線は受けられません」と言う・・ショッキングな事を言われました

すぐに・・大腸と首の所の検査・・


12月に入って・・従姉妹は・・検査・・検査・・そして・・また検査・・

検査の日々が続いてました・・

大腸は・・白・・
大丈夫でしたが・・・


首の所・・
何か?わからないけども・・

確かに・・何かあるみたい・・

だけども・・

大学病院の先生は・・
それを詳しく調べる前に・・
早く・・「目」の事を進めたい感じでした・・

千葉の病院へ連絡を取ってくださり・・

当初は・・1月に入ったら・・1度診察に行く感じやと思っていたのですが・・

12月24日に千葉へ診察に行ってきてください!と・・
大学病院の先生から直々に電話があったらしく・・
(もう・・予約もとられてました

急きょ・・お江戸方面の千葉へ・・


従姉妹は・・これまた・・病気で・・歩行姿勢が少し・・良くなくて
長く歩くのはもちろん・・大変やし・・
正直・・上手に歩ける姿勢ではなくなってきているので
(だから・・転倒してしまうのです

そんな事も考えると絶対に一人では無理・・

私も一緒に同行して・・
診察を受けてくることになりました・・


これが・・診察でなければ・・
クリスマス・イブに・・お江戸で・・楽しく過ごせるんだったんだけどね

12月24日・・急きょ診察に向かう事になった従姉妹に同行して・・

前日の最終電車に乗り・・

お江戸へGO~

なんとなく・・
他愛もない話をしたり・・

ガンが大きくて・・受けられないって言われたらどーしょう~って・・不安になってみたり・・

いつも・・温泉でバカほど笑うテンションになれるはずもなく・・
夜の10時30分ごろ・・お江戸に到着です・・

お江戸に到着すると・・
従姉妹の兄が妹を心配して駆けつけてくれてました・・

今年の正月ぶりの再会~~・・


しっかり・・おっさんになってるゼッ

どこからどー見ても・・

おっさんと・・オバはんの3人・・

ホテルの部屋で・・少し・・病気の話をして・・

日付も変わりそうな時間になったので・・

従兄弟とは・・一旦・・サヨナラして・・翌朝・・合流して・。・

いよいよ・・千葉へ


都会は・・やはり・・人が多いね~~

千葉の病院へは・・12時30分の予約なので

朝は・・少し・・ゆっくりできました・・

お互い・・グッスリ眠ることが出来ないまま・・
朝を迎え・・・
朝の目覚めから・・

「眠い~~・・眠い~~」を連呼してました

電車を何度か乗り継いで・・

千葉の病院に到着です・・

大きな大きな敷地の中の大きな病院だけども・・

シーーーーンと静まり返った・・

普通の病院とは・・全く違う空気感でした・・

受付前に待機している家族が・・

5家族・・ぐらいだったかな・・

当たり前だけど・・ガン患者の方しか・・いないのです・・

みんな・・どこのガンなのかな~~って・・思いました・・


受付してから・・

2時間待たされ・・

2時30分に診察室へ

地元の大学病院で検査したデーターを全部持って
それを見てもらっての・・今後の治療が決まる瞬間なので・・

ドキドキでした・・・


画像を見ながら・・

先生が・・

「ふ~~ん・・」と言ってから・・

なかなか・・喋りださないので・・・

私達は・・息をのんだまま・・・
シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

眼球の中の腫瘍の事を言われるかと思いきや・・

首の所にPET検査でひっかかった・・
「何者か?」から・・話が始まり・・


メラノーマは転移しやいもの・・
そして・・主に・・肝臓に・・そして・・腎臓に・・と臓器に転移したりするらしいのですが・・

首の筋肉の中にある・・それは?

メラノーマの転移なのか?

全く・・別の悪性腫瘍なのか?

それとも・・良性主腫瘍なのか?

形から見て・・良性とは考えられないと・・

では・・もしも・・メラノーマだとしたら・・
もう・・目の治療も・・しても・・どーしようもないって事

首の腫瘍に針を刺して調べる事をしたら・・
もしもメラノーマならば・・
その刺激でガンが全身に飛んでしまうので・・出来ない・・との事・・

よ~するに・・

どーする事も出来ない状態であると・・言われてしまった・・

私達・・3人は・・・
一言も発する事が出来ず・・・
ただ・・・ただ・・

次に・・先生が・・なんと切り出してくれるか?言葉を待ってる感じでしたね・・


何度も言うけども・・

メラノーマは悪性の進行ガン・・

なるべく・・早く・・手立てをしないと

焦る気持ちと・・どーしたらいいのか?答えが分からないジレンマと・・

先生が・・また

「ふ~~ん」と・・ため息に近い息を吐いてから・・

これを・・メラノーマではない!と仮定して・・
目の治療を進めていきますか!



私達は・・吐けなかった・・息を・・やっと・・吐けた気がしました・・

首の筋肉の中の腫瘍は・・検査をしつつ・・そのあとに・・治療は始めましょうか!

方向性が・・やっと・・見えた瞬間で・・

安心とか・・出来たワケじゃないが・・・


1歩・・前に進むことが出来た!と思いました。


重粒子線治療は・・受けられる

そして・・目で重粒子線を受けた過去の患者さん・・

114人中・・

3人か4人が・・他に転移したけど・・
その他は・・元気に過ごしていると言うデーターも教えてくださいました・・

その情報は・・・本当に・・目の前がパーーーっと明るくなった瞬間で・・

やっと・・先生の説明に・・

「クスクス」と笑うことも出来たりしました・・


ただ・・・

とても・・強い放射線をピンポイントで確実に・・
眼球の中のガンにあてるため・・

目の表面に・・金属の破片を縫い付ける手術をしなければいけない事や・・


確実に・・左目の視力は・・失う事(これは・・覚悟してました)

網膜剥離を起こして視力を失う場合と・・
緑内障を起こして視力を失う場合の違いの説明もあり・・

どっちか?と言うと・・網膜剥離で失っていく方が・・顔のパッ見は良いんじゃないかな~・・
と・・勝手に・・私が感じました・・

緑内障を起こすと・・・眼球萎縮して・・

瞼が引っ込んでしまうらしいから・・

あと・・まつげが・・半分くらい・・無くなるらしい・・
それは・・一生・・生えてこないんやて

そして・・涙腺も・・やられるかもしれんので・・
涙が・・勝手に・・常に・・でてしまうかも~って・・
これは・・よくお年寄りにいらっしゃる現象と同じ~・・

数か月は・・皮膚が・・ただれた状態になるらしい・・

いろんな・・一番・・怖い副作用をきかされたんだけど・・

治療が受けれる喜びの方が大きく・・

まつげが無くなったら・・つけまつげを付ける練習をすればいいし・・
涙が・・勝手に流れるなら・・流れるたびに・・拭けばいいし・・

皮膚のただれは・・数か月で・・消えるはず!・・
左目の視力が・・無くなっても・・・

何より・・生きていけるやん

昨日・・診察をして・・・

治療がはじまるのは・・
2月の末・・・


まだ・・待たされるのね~

その前に・・治療の準備のための手術もあるし・・
診察もあるしね・・

何度か・・お江戸へ行かないといけない感じ・・


予定では・・
重粒子線治療は・・
5回うけて終了~


副作用も・・ほとんど・・少なく体に負担はあまりないって言うのが特徴だけど・・

やはり・・いろんな心配はあるよね~・・

2時間の診察で終了~~


東京を夕方6時12分発の新幹線に乗るために・・

キョロキョロとよそ見もせずに・・・

一生懸命・・テクテク・・・トコトコ・・

心も・・体も・・休まることのない2日間・・

とにかく・・家に帰ろう!

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