パワーー使い切り・・

とうとう・・・・
始まりましたね～

夏休み

子供の頃は楽しみでしたよ～
夏休みは～
そりゃそーよ・・

しかし・・ババちゃん・・と言う立場の今となっては・・・
チト・・恐怖の夏休みでもあります・・

ナナは中学生なので・・
朝から部活に行ってます・・
吹奏楽部で・・しかも・・強豪といわれているので・・
チョットした運動部よりハードであります・・

朝の9時・・・

玄関のドアが開いて・・・
ドドド

えっ・・・
ヤバイ・・・・

もう…来た・・

「オッハ～～」

テンション高めのタケルが飛び込んできて・・・
その後すぐに・・・ユウナも。。。

今年から1年生のユウナは・・初夏休み・・

「おはよう！ラジオ体操は言ってきた？」
「うん！行ってきたよ～・・自転車で～」


そうてです・4年生になったタケルと今年から自転車に乗ってラジオ体操行けるのです。

なんか・・それは・・優越感・・
ユウナは眠気に負けて行かなかったらしい・・

まず二人の顔見て・・・
「歯磨きしてきた？」
（たぶん・・してないと確信している）

「してきた～」
「ホントに？」
「う・・ん」

はい・・すぐに嘘～ってバレた～・・

「ババちゃんの家でやろうね・・歯磨きは大事やよ～」
「はーい」

ユウナ歯磨きして・・歯ぐきから血・・

ねっ！普段から適当な歯磨きしてるから～」

「ババちゃん血」

「ありゃ～血でたね～・・でも大丈夫・・血が出たというのは・・歯の周りにチョット・・ばい菌ついてるよ～と教えてくれてるから・・
しっかり磨こうね～って合図やよ～・・血が出なくなるように・・丁寧に磨けば・・大丈夫だから・・血が出なくなれば・・口の中が健康って事やから・・毎日ちゃんと磨こうね」

「はーーい」・・

そしたらタケルが・・

「ババちゃーーーん」

「なにーーーーー？」

「チョット教えて～」

宿題・・・やる気満々・・・ふざける気も満々のタケル・・

こやつを・・やる気を失わせずに・・宿題の取り組ませるのが・・
なかなか・・大変なのだ・・

「ババちゃん・・ここに座って～」

横に座り・・ドリルを一緒に覗き込む・・・

そしたら・・

「ババちゃん～来て～」

ユウナが洗面所で呼ぶ・・・・

「なに？」

歯磨きを見てて欲しいと・・・・・

私は・・・体が・・1つしかないのだ・・

こんな時・・・そばに・・ジジちゃんも居るだろ・・

でも・・二人とも・・・
ジジちゃんの事は・・・視野に入ってないっス・・

私は・・二人を見ながら・・・
洗濯物干して・・・・・
モップで軽く掃除して・・・・

私も・・化粧をしなくては・・

化粧しながら・・タケルの宿題に付き合っていると・・

ユウナが・・私の横に座り・・
お化粧の真似をしたい・・・おしゃまさん

私の大事なブラシに・・
その頬紅付けないで～～

化粧しながら・・宿題見ながら・・
ユウナのいたずら見ながら・・

さっきは・・体が2つあればと思ってたけど・・
今は・・3つ欲しい・・

いつもは
10時に店に行くのに

今日は・・15分遅れ・・

店に行っても・・ユウナも一緒に付いてくるので・・・
自分の仕事しながら・・・
ユウナの「コンビニ屋さんごっこ」に付き合い・・

そして・・
11時過ぎると・・
「暇やぁ～」の連呼・・

「ババちゃ～ん・・暇やぁ～」


今日の分の宿題終わらせて・・暇をもてあます・・タケル・・
仕方がないから・・・

タケルを雑草取りに付き合わせる・・
ただ・・雑草取りは・・・つまらないからしてくれないけど・・
ハサミを持たせて・・
「ここ・・切って・・はい・・次・・ここ・・・ここも・・・そして・・ここ・・」

次々と・・ハサミでカットさせると・・楽しくなってきたらしく・・
いろいろ頑張ってくれました

私・・もう・・11時の時点で・・・
汗だく・・

水浴びましたか？？って言うくらい・・・
頭も・・Tシャツも・・ビショビショ

ハァ～～
今・・化粧したばっかなのに・・
そして・・オーール着替え～～・・

さっき・・店に出たばかりなのに・・


お昼前に・・私のパワーは・・使い切ったようで
化粧もドロドロになり・・・汗でびしょ濡れの髪の毛と共に・・・
オバケ状態の出来上がり・・・


夏休み1日めにして・・・

私は・・・ヘトヘト・・
これは・・ヤバイ・・・・

ナナとタケルの夏休みより・・・
タケルとユウナの夏休みは・・・
最強過ぎて


私のバワー簡単に・・・0%になる・・・と言う事が・・
初日に発覚です・・


この先・・・長いなぁ～～

上手に・・充電しないとなぁ・・・


今も・・私の横でユウナは

初の夏休みが嬉しいのか・・

午前に5ページ・・ドリルをしたけど・・

また・・ドリルを持ってきて店で・・
楽しそうに・・宿題しております
お喋りしながら・・

楽しいお喋りを聞きながら・・・私は・・・これを書いてます・・・・
汗だくな幸せな時間かもな

そう思ってみよう・・・
無理かもしれんけど