母であり妻であり女である私の・・ひとりごと

38歳と35歳の息子と時々、私の息子に間違われるダンナ・・自転車ライフを出来るだけ楽しみたいネ♪

シッポを振って・・・

2008年07月05日 | 愛犬☆タク
今日の天気は「夏」のように・・爽やか・・

なのに・・私もダンナも涙が・・止まらなくって

夕べ・・10時・・タクは天国へ行ってしまいました。
写真は家に来て1ヶ月のタク・・



昨日は昼過ぎから・・チョット辛そうに時折・・唸るような鳴き声を上げて・・

何度も嘔吐してたんです。

唸る時・・全身に力が入るので・・
おしっこもウンチも出てしまうんです。

全然・・汚いって思わなかった・・

おしりを何度も綺麗に拭いてやりました。

玄関でフタ~としているけど・・

仕事の合い間に・・しょっちゅう自宅へ行き・・
そぉ~~っと・・玄関の戸を開けると・・

目をクリッと開けて・・・

目だけで後追うんですよね・・

「タク~~・・よしよし」と言って・・
何度も頬を撫でてやった・・・
頬から耳にかけて撫でてやると・・目を細めて気持ちいい顔するんだよね・・
それは・・今も昔も一緒・・
元気な頃は撫でてほしくって・・・
お尻をドンと私の体にぶつけてくるんです・・・
それが「撫でて~~」の甘えてる合図・・・

私達が店から自宅に帰ったのは・・
夜8時40分をまわった頃・・


玄関をそぉ~~と開けると・・
やっぱり「目」をあけて見つめてくれる・・
「タク~~・・よしよし・・水・・飲むか?」

水を注射器で少し与えてみたが・・・

「イヤっ」って・・顔をそむけた・・

「イヤなんか・・今日・・水・・少ししか飲んでないよ~

その後・・ダンナが来て・・

ダンナの事も・・目をパチッと開けて・・見つめる・・

顔は上げれないみたい・・

9時過ぎ・・

突然と大きな唸り声をあげた・・

慌てて・・ダンナと玄関まで行ったら・・
苦しそうに・・嘔吐しながら・・なんとも言えない声で唸る・・

息がハァハァになり・・
目が「ガァーっ」って見開いた・・


「タク~~タク~~どーーした!!・・タク~~
頭から背中をそぉ~~と撫でてやった・・

撫でながら一気に涙がポトポトって落ちた・・

撫でていると・・少し落ち着いてきた・・

ダンナが・・
「こんなしんどい時って・・あまり触られたくないんじゃないか?」って・・

「そっか~」

撫でるのを辞めると・・

少し落ち着いていたタクが・・
顔を上げて・・私達の方を一生懸命に向いてきた

「撫でてほしいんやよ~・・タク・・甘えん坊やし・・タクもしんどくって不安なんじゃない?」

「そーみたいの・・」

しばらく・・タクを撫でていたら・・・目をつむって眠りだした・・
「はぁ・・落ち着いたみたい・・ビックリしたね・・今晩は・・こんな感じで少し・・苦しがるんかな・・

「そーかもしれんのっ


その後・・私は風呂へ・・・
風呂へ入る前に玄関のタクを見ると・・・

私の気配でまた・・目を開けて・・
クリッと見つめる・・
「タク~・・よしよし~」

目もしっかり見えるし・・耳もしっかり聞こえる・・
タクは最期まで・・私達の事・・ちゃんとわかっててくれた・・

撫でてからお風呂に入った・・・


しばらくしたら・・タクのうなり声が聞こえた・・
「まただ!

ダンナが慌てて・・玄関へ行ったみたい・・・


玄関からダンナの声が聞こえるんだけど・・何言ってるか?わからず・・

私・・なるべく急いで・・風呂からあがり・・

「どーたしが?」ってダンナに声かけたら・・

「もう・・アカン・・息・・止まりそうやっ

・・・

慌てて・・バスタオルのまま・・・・玄関へ行ったら・・

目をガッと見開き・・口をあけたままのタクが・・

呼吸は止まっていた・・

「タク~~タク~~タク~~しんどかったんか・・よしよし・・つらかったね・・・お父さん傍におってくれたやろ・・よかったね・・ヨシヨシ・・いい子やったよ・・よしよし・・

涙・・・止まらんかった

ダンナが・・・

「タク・・水欲しいかと思って・・手のひらに水くんでやったら・・イヤって・・顔そむけて・・・その後・・オレの手のひらに顔を乗せてきて・・息が荒くなって・・それでも後ろ足を踏ん張るから・・どーしたかと思ったら・・・シッポを3回振ってから・・大きなため息した後に・・息・・止まったんや




最期・・ダンナにシッポを振ってくれたんやて・・

「ありがとう」なのか「さようなら」なのか・・

ダンナと散歩に行きたい合図だったのか・・


ガッと見開いてた目を閉じてやり・・

「タク・・よしよし・・寝んねしられ・・ゆっくり寝られ今・・体を拭いてあげるよ・・お風呂に入れんだもんね・・口の周りとか足に・・ゲボついとるもんね・・今・・かっこよくしてやるぞ

タクの体を熱いタオルで何度も拭いてやり・・

バスタオルで綺麗にくるんで・・・

なんだか・・・タクの傍から離れられず・・
いつまでも玄関でタクと過ごしたけど・・


まだまだ・・眠っているようにしかみえないタクで・・

ダンナと・・・

「私らが店から帰ってくるの待ってたみたいやったね・・最期はタクが・・ひとりぼっちでなくってよかった・・アンタが一緒におってくれてよかった・・最期はシッポ振ってくれたんやね・・タク・・嬉しかったんやと思うよ

タクとの13年はアッと言う間でした。

たくさんの思い出をありがとう

天国に行ったら「クロ」が途中まで迎えにきてくれてるよ・・きっと・・

クロは賢くてやさしいお母さん犬だから・・・
タクの事・・よろしく頼むね

タクはいつまでも・・甘えん坊だから・・

2人で仲良くしててね・・・

タク・・ありがとうね
クロも同様・・いつまでも忘れない

しばらく・・涙・・出っぱなしでス


家に来て半年のタク・・やんちゃ盛り

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2 コメント

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おつかれさま (ぽんた)
2008-07-05 13:13:39
 はじめまして、昨年から読ましていただいてました。
読んでいて涙が止まらなくなりコメントさせていただきました。
タクちゃんご苦労さまでした。
良い所で飼ってもらって幸せだったと思います。

わたしも2年前同じ経験をしました。
火葬場から帰る道。涙が溢れ運転できなかったのをいまでも思い出します。


追伸
翌年新しい相棒をもらってきました。
犬のいない生活は寂しいです。

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Unknown (M)
2008-07-05 18:02:19
ぽんたさん・・

はじめまして・・こんにちわ。

ありがとうございます。
タクはよくがんばりました。

本当に寂しいです。
タクもクロがいなくなった半年後に我が家にやってきたので・・

今・・本当にいなくなった!を実感して
また寂しい気持ちがこみ上げて・・
朝から・・何度・・涙していることか・・

しばらく気持ちが落ち着くまで・・時間がかかりそうです。
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