鶴の恩返し🐔

2024-12-14 13:05:00 | 日記
夫様に言わせると、うちは夫婦仲良しの方だそうだ。
毎週一緒に買い物に出かけるし、女友達よりも夫の方が距離が近い。
ある意味、一番の友達かもしれない。
なので、喧嘩するとしたら、いつも、それは 金銭問題☆ だった。

夫の金銭感覚は出会った時からどこかおかしかった。

なので、結婚せずにずっと友達でいようと思っていたのだが。

両家の両親が意気投合して二人を結婚させた面がある。
どちらの両親も、さっさと身を固めてほしいと思っていたようで。

結婚式の打ち合わせも、私は面倒だったので、両家の両親に式場に出向いてもらい、料理やら引き出物まで勝手に決めてもらった。
夫様は九州の人なので、親戚づきあいが濃く、姑は結婚式には色々な思いがあるみたいだったし、旦那家に言われるとおりのことをやっておいた方がその後の関係もラクだろうと思い、、、、てか、それよりなにより結婚式が面倒くさかったというのもあるけど^^;

ああ、話がそれてしまった。
そういうわけで夫様は、結婚前から金銭感覚がおかしい面が強かった。
手取りは30代で40万円くらいもらっていたけど、貯金はゼロという困った人だった。
ただ、困っている人に優しいだとか、人の良さから、「金銭面は私が教育すればなんとかなるやろ」と思って、家計は私が握ればいいし、なんとかなるやろ、と思って結婚したのだが。。。

がしかし、家を建てる時も「3階建ての家がいい」だとか、身分不相応な夢を持ちがちで、彼の暴走をいかに止めるかが私の生活安定につながるといった感じで。
(もちろん、3階建ての家など却下しましたよ~)

その上、結婚前は稼げていた彼の職場の給料が下がったり、リーマンショックがあったり、転職などなどで、手取りはガンガン下がり。

金銭面で揉める度に、彼は「俺は70代も現役で働く。今の職場は70超えても元気で働いてる人ばかりだ」と言い、強引に物事を推し進めたこともあった。

それなのに、60歳にもならないうちに癌になって、無職となってしまった。
しかも、職場の不正のせいで、傷病手当も微々たるもの。
今や、完全に私が養っている状態である。(仕事をずっと続けてきて本当に良かった)

彼が病気になってから、「だから私があの時、将来の病気のためにお金をキープしたいって言ったじゃん!」的な喧嘩はめちゃくちゃした。
彼は今回ばかりは猛反省して「すまん」と言うばかりだ。

闘病ブログを読んでも、私のようにフルタイムで残業して、かつ看護みたいなことしている人は居ない~。
夫の看護のために仕事を辞めました的な人ばかりだ(-_-;)

節約も、高額医療手続きも、諸手当の請求、保険の管理、 なにもかも、ぜ~んぶ私がやっている。(夫は、書類関係は苦手。教えればやるが、時間がせまっているものに関しては自分がやった方が気楽)
家事も仕事も看護もぜんぶ背負っている。
昨日は、夫様を扶養に入れる手続き書類まで会社に提出した。
チクチクと夫様にはその旨告げている。
そのたびに、一応すまなさそうにはしている。

まあ、いい。
鶴の恩返しという物語があるように。
夫様もいつか「あの時助けていただいた鶴です♪」とか言って
そのうち、西陣織でも織ってくれるかもしれないー。(←どんな物語???)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 感謝の光 | トップ | 年金生活者への質問なんでも... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (issan)
2025-01-24 05:28:14
私も金銭感覚ヤバくて、過去の自分を猛反省して今生きてます…。🙇‍♀️🙏💦💦💦
今、介護の仕事をして、おかげさまで、なんとか頑張って生活出来ていますが、夫様は家のことを少しやってくれて助かっています…。掃除をやってくれたらな、って思いもありますが、すぐに感謝に変えるようにしています。
金銭感覚、なかなか甘い私ですが、以前よりは節約しながら、でも働いて楽しみも忘れないように、私も友達感覚の夫様に感謝をしながら生きますね!
病気になったらどうしよう.…。
それはその時、妙好人、ですよね!
返信する
Unknown (たま♪)
2025-01-24 21:35:11
わ~い(≧∇≦)
チャメさん、お久しぶり♪
もう来てくれないかと思ってた。
うれすぃ~♪
女の人の無駄遣いって知れてると思うのですよぉ。
うちの夫君はホントに困った人だったのでねえ。
私も、若い頃から、もっと強く教育しておけばよかったのだと最近思いまする☆
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事