ヒグランド

白泉社で漫画を描いている
漫画家 樋口橘の公式ブログです。
只今マンガParkにて「シャンピニオンの魔女」連載中

映画一本~

2009年07月05日 | 映画
「愛を読む人」を見に行きました~

以下ネタバレ感想なので
見たくない方は、見ないでね~

ホントネタバレしてるから!; ↓



























素敵な映画でしたよ。
私も主人公だったらああしただろうな、と思いました。何か。
主人公ハンナが元ナチスの人なんだけど
濡れ衣部分があるとはいえ
やはり刑に服してもらうことが一番いいように思うし。
濡れ衣着せた人たちはもう論外として。
アホバカドッカイケ。

非識字者の苦悩ってのも
普段考えたり想像したりすることもなかったので
今がいい時代なんだな~と改めて思ったり。
字が読めない書けないで仕事に就くって
できるの?!;ばれないの?;と
後になってハラハラと考えたりしたけど
パンフにもあったけどその辺は私達には
想像つかないくらい苦労されて
あの手この手で隠される方が
想像以上に多いみたいです。

ハンナの場合も知られることが無実の罪(一部ね)をかぶるよりも
屈辱なのか?;と最初はちょっと理解不能でしたが
それは多分そういうコンプレックスを抱かないですむくらい
私達が幸せってことなんだなと思いました。

私が好きなシーンはサイクリングのシーンなんだけど
あの後お母さん?と聞かれて
主人公がハンナにキスするシーンや
メニューのシーンや
教会のシーンはせつなくて
後から考えると悲しくてよかったなあ。


ちなみにいい映画なんだけど
ドイツが舞台で英語の映画っつーのは
何かやっぱり奇妙だわ~;
日本人が別のアジアの国の人になりきってるのに
日本語話すみたいなもんよね;
う~ん;

あとケイトのあのチチでヌードになるあたり
女優魂を感じずにはいられんかった・・・(-_-;)
おおおおお・・・・;
お風呂勧めといて
いきなり裸で後ろに立ってるシーンは
私的に恐怖映画のくだりのようでしたよ(´□`;)
私が女だからそう感じるんかな?;










下から見てる人へ

映画のネタバレ感想あるので気をつけて~!
避けてね~!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする