
花が咲いていない時
初めて葉を見た時は小さなシャクナゲと勘違い
「しっとり?花の安達太良山(2013.6.16)その3 あの花は?」からの続きです。

峰の辻分岐からはとにかくミネズオウが多い
上と比べると見頃は・・・終わりに近い?

「くろがね小や」のペイント

この辺りまで下ってくるとアカモノが目立ってきました。


ナナカマドも満開

さらに下り、ザレ場の歩きにくい斜面に差しかかると湿気ムンムンで地面も濡れてきました。
さらにエゾハルゼミの合唱も途絶えて・・・立ち止まってみると
シーン・・・・・・
ただ、前も後も右も左も上も真っ白な中しばらく耳を澄ましていると
姿は見えないものの時々どこからともなく声が聞こえてきました。

ウラジロヨウラクかガクウラジロヨウラク
花が開いていないと鈴生りのイチゴの様に見える?・・・ガクが蔕(ヘタ)で

そして福島県以北の高山帯や亜高山帯の岩礫地や草原に生育するイソツツジ
葉っぱはまるで小さなシャクナゲの様に見えますが名前の通りツツジ科

タニウツギ満開
霧の中に入ってからは一人旅
そんな中ようやく出会えたトレイルランナーに道を譲って

くろがね小屋到着 13:34
くろがね小屋から先は勾配が緩やかで楽

でも雰囲気が・・・
霧雨そして鳥も鳴かず蝉も鳴かずに、とにかくシーン・・・
カーブを曲がったら突然動物が(特にツキノワグマ)・・・なんて事にならない事を願う
ニホンカモシカには出会ってみたい気持ちもあるんですがこんな時はパス

道端にはツマトリソウとマイヅルソウの列がしばらく続いていました。

金名水 13:47
上には蕾を持ったコバイケイソウ
今年はコバイケイソウの当たり年?
雄国沼でも沢山咲いていたし
NHKのお昼の番組「ひるブラ」でも浄土平ビジターセンターの方が・・・期待できるかな?

花を撮っていたら抜かされました・・・というかワザとでした (^^ゞ
傘・・・よく考えたら奥岳から馬車道を通ればくろがね小屋までは傘差し登山ができますよね~
でも距離があるから腕が疲れそう

サラサドウダン
こんな天気の時は蜘蛛の巣に水滴が付いて目立ってしまう (-_-;)
蜘蛛の巣がない僅かなところを探してなんとか

雫が付いた形の良い蜘蛛の巣に太陽の光が当たって虹色にキラキラしていると綺麗なんですが生憎の天気
これは撮ろうと思えばどこでも狙えるから・・・

水溜り・・・これでは旧道は使わないで馬車道を下った方が無難かなと
続きます。
「アカモノ」初めて見ましたがステキです。気に入ってしまいました。やっぱり下向きに弱いです(笑)
霧はなんとなく不安に。 そんな気持ちが伝染して皆、息をひそめていたんでしょうかね。
鳴いていた蝉も鳥も静かになってしまいましたから・・・
霧の中から何かが前に音もなく突然現れるのもイヤですが、後ろからヒタヒタと迫ってくるのもイヤ(+_+)
今まで、濡れたアカモノの花は見たことがありませんでしたが雫がああいう風につくとは♪
いいですよね~「アカモノ」