花の寿命は短いもの。
雄国山山開き(2015.6.14)
「その1 雄子沢登山口から」「その2 雄国沼湿原」「その3 雄国山を越えて」の続きです。
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雄国山から急坂もなく下ってきた雄国パノラマ探勝路は・・・
1102mピークへの登りに転じて、過去2回ともここで少しガッカリしたわけです。
でも・・・
ギンリョウソウ(ユウレイタケ)がワラワラと♪
目玉おやじは妖怪。
こちらは青い目玉の幽霊。
只今使用中のレンズは「smc DA35mmF2.8 Macro Limited」
マクロレンズなのでもう少しだけ寄って撮ってみましたが、ちょっと無理 (~_~;)
すっかり青が消えてしまった空に伸びるブナに絡み着いたツルアジサイ。
何があったか?
エゾハルゼミよりも、山中に響き渡る緊急車両のサイレンが山中に響き渡る。
翌日の新聞で知ったことですが・・・
この日、地竹採りで雄国山に入山した方が遭難。
2日後に無事救助されたようです。
・・・が、たぶんこのサイレンは別の件。
数多のホウチャクソウに混じって・・・
茎を見れば一目瞭然、アマドコロではなくナルコユリに間違いありません。
ラショウモンカズラは下山するまであちらこちらで群生。
ヤグルマソウは少し。
コバイケイソウの葉だと思っていましたが、大きさが違うもんね。
バイケイソウが群生する中を通り・・・
山と高原地図には「展望あり」とされている1102mピーク。
地形図の標高を示す数値に小数点以下がないので写真測量の標高点。
標石とかはないから・・・
何時の時点で通り過ぎたのか?それとも巻いたのか?
オドリコソウ。
標高を下げるにつれて、フタリシズカが多く見られるようなり・・・
内側から花に潜り込ませて受粉してもらうのかな?
相変わらずでお腹いっぱいのホウチャクソウに加えて、サワハコベも群生。
とにかく1102mピーク前後は花いっぱいでした♪
ラビスパ西口(1.5km)・ラビスパ東口(1.3km)・雄国山山頂(3.5km)・雄国沼休憩舎(5.0km)
分岐 14:46
ラビスパ西口は桜峠経由、ラビスパ東口はいこいの森グリーンフィールド経由。
ここはもちろん距離が短いから・・・
ではなくて、一昨年出会ってしまったあの木が気になる東口へ。
周りの木々は普通に真っ直ぐ上へ上へと伸びているのに・・・
勝手に命名「ゐ」の字ブナ。
タニギキョウ。
どんどん下って・・・
この「熊さん人間に注意・カモシカさん人間に注意」の看板が見えればゴールは近い。
オートキャンプサイトや体験交流施設などがある・・・
いこいの森グリーンフィールド 15:15
さて、ここまで下ってくる間にまだ紹介していない花がありました。
ショウキラン(鍾馗蘭)は葉緑素をもたない腐生植物の寄生ラン。
開花から約1週間で黒ずんでしまい・・・
昨年7月、安達太良連峰鬼面山からの下山途中にブナッ子路で初めて見た時はギリギリセーフ。
ということで、人生2回目の遭遇♪
しかも咲き始めたばかりで全く傷んでないときた!
正面から見れば、端午の節句に飾る鍾馗様の顔!?
花の中にいた茶色いアリとかその他の虫がちょっと気持ち悪く写っていたので、
まるでそこにいなかったかのように画像処理をしています。
葉のつけ根が茎を取り巻いていたのかいないのか?
取り巻いていればハルジオンなんですが、この写真では分からずヒメジョオンかもしれない。
↑の何処にでも咲いている花を撮ったのは理由があるんです。
その中に紛れて・・・
磐梯山のお花畑や旧土湯峠で見つけては喜んでいたのはなんだったのか?
コウリンタンポポが路肩で普通に咲いていたから。
でも、標高が800mぐらいあるから・・・う~ん。
ヤマボウシ。
ラビスパ東口 15:23
後は駐車場に戻って・・・
あ、サクラのサクランボ。
山開きの受付時に頂いた、ラビスパ裏磐梯の100円入浴券で温泉だ!
(↑のリンク先はラビスパ裏磐梯HP)
その際、トイレの傍のガチャガチャに・・・
コップのフチに舞い降りた勝利の女神「コップのフチ子 ULTRAS」さんがいらっしゃいましたので、フチ子さん初購入。
ちなみにこの間、ピンクのフチ子さんを見つけましたが、どうしようかな?
桜峠温泉で歩き疲れた身体を癒す。
ナトリウム‐塩化物・炭酸水素泉(弱アルカリ性低張性高温泉)だそうです。
大浴場も露天風呂も、個人的に熱くも温くもなくちょうど良い湯加減でした。
そんでもって湯上がりにコーラを一杯。
ついでに「花の王国ふくしま キビタンフラワースタンプラリー2015」のスタンプを新たに♪
それ押しても、まだ合計が4エリア5個だけ。
あと1個押せば・・・ダブりが多すぎ (^_^;)
下山から約1時間後、帰宅の途へ。
国道459号線沿いの道の駅裏磐梯に立ち寄りましたが、起き上がり小法師の種類が以前より少なかった・・・
裏磐梯の中心部やや混雑していたものの、自宅付近も。
約束通りに18時に帰宅。
そうだ、これも頂いたんだっけ。
雄国沼休憩舎の臨時に開設された郵便局で、自宅宛てに出しても良かったけれど・・・
そのまま持ち帰った「第18回雄国山開き登山記念はがき」
これでおしまいです。