狐の提灯に導かれて。
雄国山山開き(2015.6.14)
「その1 雄子沢登山口から」「その2 雄国沼湿原」の続きです。
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雄国沼湿原から今度は金沢峠を経由しないで雄国沼休憩舎へ戻ります。
花々を写真におさめながら。
なのに、いきなり名も分からぬ小さい白い花。
そういえば以前、摺上川ダムでニホンザルがこの実を美味しそうに食べていたっけ・・・
たぶんナツグミだと思いますが、どうでしょう?
クルマバソウ。
今まで注視したことがなかったけれど、花弁が3枚のものと4枚のものが混在しているんですね。
サワハコベ。
フデリンドウ。
キジムシロかも。
ガクウラジロヨウラク。
撮り逃したのも含めて、まあ分からない花が沢山 (^^ゞ
今のところ持っている植物に関する本は・・・
ヤマケイポケットガイド「山の花」「野山の樹木」
森昭彦さんの「身近な雑草のふしぎ」「身近な野の花のふしぎ」「うまい雑草、ヤバイ野草」
それに載っていないものは、あんまり分からないんです。
雄国沼休憩舎 12:32
休憩舎は混んでいたので、素通りして・・・
いや、ここで熊除けの鈴をザックに装着してから雄国山へ。
裏手から往路でいったん通り過ぎた分岐(雄国せせらぎ探勝路と雄国パノラマ探勝路の分岐点?)に戻り、
そこから中低木の樹林帯を時々腰を屈めながら稜線に向けてジグザグに登っていけば・・・
アケビの花。
振り返れば、やや霞んだ雄国沼。
4時起きが祟ったのか、大した坂道でもないのに辛い。
青矢印は金沢峠。
暑さも手伝い、ヘロヘロ気味。
通算6回目の・・・
雄国山山頂到着 13:10
一応展望台に上がってみましたが、遠望利かず。
麓の喜多方市でさえもこの状態。
そういえば・・・
6月19日に放送された「にっぽん縦断こころ旅」
喜多方市の「とある急カーブから眺める山々と田んぼの風景」
火野正平さんが手紙を読む時に映っていた背後の山並みは、雄国山(というか猫魔火山群)だったと思うんですが?
あまりにも霞んでいるので他に写真を撮る気にもならず、展望台から下りたら、
山ガールさんたちに記念写真の撮影を頼まれて・・・
慣れないスマホでの撮影で、何やってんだか怒涛の8連写!
申し訳ありません m(__)m
でも、瞬きしているかもしれないから良いのを選んで選んで下さいね (^^ゞ
山頂から下山口のラビスパ東口(いこいの森グリーンフィールド)までは残り4.8km。
雄国パノラマ探勝路は、距離もあるうえに、下り一辺倒ではないので時間がかかる。
ここで長居はせず、ラビスパ裏磐梯の温泉で長居をしたい。
一応、三等三角点(標高1271.2m)にタッチして・・・
雄国山山頂出発 13:15
辺り一面、背の高いネマガリタケだらけなので展望はなし。
そのうえ羽虫が多く、今更伸ばしたトレッキングポールは別な用途使う羽目に。
前に構えて・・・
気休め程度で効果無し。
途中の岩場から磐梯山。
桧原湖・小野川湖・秋元湖。
初夏の雄国パノラマ探勝路は、ホウチャクソウロード。
あまりに多くて、なるべく傷んでいない花をと思っていたら撮り逃した!
・・・ということはないので大丈夫。
ブナなどの樹林帯に入れば羽虫はいないし涼しいし♪
ユキザサ。
シダ生い茂る。
青紫蘇じゃありません。
???です。
別名は狐の提灯。
草丈が低いホウチャクソウを下から覗き込むように撮るのは厳しいので、斜面に咲いているものを狙っていました。
ツクバネソウ群落。
せっかく下ったのに・・・
オバケになったミズバショウ茂る小さな沢に架かる木橋を渡れば、小ピークへの登り返し。
続きます。