山頂のヤマツツジは残念ながらいまひとつでしたが・・・
5月26日は所属しているトレッキングクラブの山行
阿武隈山地の2座
福島県二本松市と伊達郡川俣町に跨る「口太山」と田村市船引町の「移ヶ岳」へ
まずは、口太山(くちぶとやま)
山名は「朽ち人山」に由来していて、昔は姥捨山だったということです。
曇り空
吾妻小富士は微かに見えている
でも向かうのは逆方向
阿武隈山地には怪しい雲 (-_-;)
出掛ける準備を済ませて朝御飯を食べていると
たった一回だけゴロゴロゴロと大きな雷鳴が辺りに響き渡る
・・・・・・
集合場所でザックをバスのトランクへ・・・雨が降ってきた
でも長続きはせずにすぐに止みました。
バスは一路、川俣町へ
国道114号線から国道349号線に右折してしばらく進むと山頂部に雲がかかった口太山
口太山トンネルを抜け二本松市へ・・・なんで?
川俣側から登るんだと思っていたのに
バスは雨に濡れた細いクネクネの林道笹ノ田大沢線(舗装)を通り、夏無沼自然公園の駐車場へ
夏無沼の環境放射線量はちょっと?高め <`ヘ´>
山頂はそんなでもないんだけれど・・・
(以前立ち読みした山の月刊誌「岳人」に口太山の放射線の記事がありました)
準備体操をしてから
駐車場出発 8:55
最初は舗装路
御影石のスタンプがあるな~ (~_~;)
口太山山頂登山口 9:00
山頂まで西口登山口から30分、南口登山口からは50分
ここからはちゃんと整備された登山道らしい登山道
最初は緩やかな尾根道の登り
登山道のいたる所にチゴユリ(稚児百合)が咲いていました。
これはミツバウツギ(三葉空木)の花?
ほどなく「口太の夫婦松」
皆のペースが早くて写真をのんびりとっている暇も無し、観察する間も無し
なんでこの松が夫婦松なのか良くわからなかった。
やがてヤマツツジが♪
花付きはイマイチかな?
そういえば緑の中を登るのは今年初めてでした。
やがて登山道にはトラロープ
道は傾斜を増して、雨上がりのムシムシも手伝って汗が出る (~_~;)
そして虫除けをしていない顔に向かって小さなムシが飛んでくる (-_-;)
前を撮ると誰かさんのお尻が写ってしまうので後ろを撮りました (^_^;)
山頂手前の分岐を通り過ぎるとすぐに
口太山山頂(標高842.6m) 9:20
これで新たに「うつくしま百名山」一座登頂♪
あらま・・・
20分で到着
大人数なのでどうしても誰かが写る
三等三角点は撮り忘れ
汗はかいたけれど、このぐらいでは息の乱れはなし
夏無沼からでは標高差が僅かなもので (^_^;)
で、山頂からの展望は
大きく木幡山、奥に・・・
安達太良山の和尚山から鬼面山まで勢ぞろい
視程は残雪がなんとか確認できるぐらいでしたが
吾妻連峰は残念ながらボンヤリ
左の木の陰に福沢羽山
薄く見えているのが千貫森や天井山や女神山
さらに奥、かな~り薄く半田山や蔵王連峰が・・・
眼下の針道でさえこんなに霞んで見えているんだからしょうがないか (-_-;)
方位盤
口太山から北側に書かれている山は、登山道が無い栗子山を除いてすべて登りました。
南側は日山と額取山、そしてこれから向かう移ヶ岳
片曽根山はクラブの山行が雪で中止になってしまったので取り逃がし (-_-)
続きます。
山々を眺望するにはちょっと残念なお天気だったようですが植物たちはしっとりしたみたいですね。
チゴユリはワイフの実家に遊びにいったとき山ちかくの園芸店で初めてみてその姿にやれれてしまいまいました。
近くに生えているので売り物ではないとの事でしたが熱くかけあい(笑)分けて頂いた覚えがあります。雨に濡れて一層「らしい」なぁと思ってしまいました。
ただ、こういう時の緑のなかは本当に「むんむん」しますよね。
そうなんです、せっかく展望が良い場所なんですが・・・いつか空気が澄んでいる日にでもユックリとまた登ってみたいです。
チゴユリは小さくて可憐で、好きな花のひとつです。
一目惚れ?してしまうのもわかります。
たしかに「むんむん」しますね。
湿気も生命力も辺りにみなぎって…風もなかったので特に(^_^;)