緑のマムシグサには不気味さが足らない
けれどよく見てみるとキレイかも
「口太山(2013.5.16)その1」からの続きです。
山頂からの眺めをグルリと撮っておきたかったのですが
次があるのでもう下山の途に
次に登る時はゆっくりと川俣町側から
来年まで待って山開きに参加?
口太山山頂出発 9:30
登ってきた夏無沼コースをほんの数十メートル引き返すと
コース分岐点
右側の登ってきた西口下山道を辿ると山頂登山口まで20分
左側の(比較的新しいコース?)の南口下山道を辿ると40分
ここは左に曲がり、急な下りを避けられる南口下山道へ
ウグイスの鳴き声を聞きながら軽快にチゴユリ咲く道を下っていくと
マムシグサがでてるでてる
秋になって赤い実の棍棒のような塊が沢山ゆらゆらと揺れて・・・そんな光景を思い浮かべて (~_~;)
緑の苞のものは初めて見たので
これは本当にマムシグサなのかどうか周りに聞いてみましたがテンナンショウ(天南星)との意見も
さてどちらなんでしょう?
根元の模様を見るとやっぱり蝮だと思うんだけれどな~
後で調べたら・・・
マムシグサの仏炎苞の色は緑~紫色で白い筋
そしてサトイモ科テンナンショウ属
実はどちらも正解ということ?
やがて道は林道に合流
後ろ・・・写真を撮っていたら最後尾
写真を撮っては走って追いつき撮っては追い越し・・・つかず離れず最後尾をキープ ^^;
アオダモ?
初見のフタリシズカ(二人静)の・・・蕾?
こちらは花序が3本・・・「三人静」ではなくやっぱり「二人静」
普通は2本ですが、1~5本つけるのもあるそうです。
せっかくなので5本のものもいつかは見てみたい
でも、和名は静御前とその亡霊の舞姿を喩えたもの
5本だったら・・・
ナルコユリ(鳴子百合)かアマドコロ(甘野老)か?
ナルコユリの茎は円柱形でアマドコロの茎は六角形
茎に筋が見えるからアマドコロ
咲いていた花ではなく蕾にピント
ノンビリ撮っていたら置いていかれてしまうし (^_^;)
口太山頂登山口 9:57
という事で駐車場に戻り、何事もなく下山完了
バスの車窓から・・・
子供の頃はキャンプ場などが整備されていなくて鬱蒼とした森の中に佇んでいた夏無沼
両親や親戚の叔父さんと一緒に、ここでスズメバチの恐怖に怯えながらブルーギルを釣っていた記憶があります。
名前の通り、夏でも涼しくて・・・
それに「朽ち人山」らしい噂が手伝って涼しさの助けになっていました (^^ゞ
林道笹ノ田大沢線を下り、口太山トンネル二本松側出入口すぐから国道349号線へ
旧東和町役場には、針道地区のお祭り「針道のあばれ山車」で使われる山車が飾られていました。
口太山の山行はこれでおしまい。
次は移ヶ岳へ
写真とってると何気にスタートダッシュが強くなるような気がします。置いていかれまいと。。
私事で申し訳ないのですが昔のコンパクトデジカメで撮っていたころはピントが合わなくて、いつまでもジーコジーコやっているAFに付合っているとワイフは遥かかなた。。遅れまいとMFを少しずつ使い出したのを思い出しました。
二人静の和名の由来と「朽ち人山」を合わせるとちょっと「むんむん」するぐらいが丁度よいのかも。。
ちなみにアマドコロは薮の中に隠れていて自分では発見できませんでした。
スタートダッシュが強くなる・・・斜面の登りで置いてかれると特にですかね(^^ゞ
さらに追加?
口太山は「姥捨山」、川俣側には「猿の首取」「猿滑りノ滝」とか・・・ちなみに「猿」とは猿に化けた山賊の事
いろんな伝えがある山なので、なるほど「むんむん」がいいですね^_^