道中、ヨツバヒヨドリが咲いていればアサギマダラ
「名水百選 百貫清水へ(2013.8.15)その1 ヤナギラン群生地」からの続きです。
日差しがジリジリ
デコ平湿原 11:25
湿地帯の周りは立ち枯れしているアオモリトドマツ(オオシラビソ)林
全体的に葦が繁盛していましたが、疎らな部分にはモウセンゴケが沢山
ここでもモウセンゴケの花を見ることが出来ました。
湿原は一周できるので分岐から曲がって遠回りしていくことに
木道の高さが低いというか大体湿地と同じ高さなので色々と観察しやすいんですが・・・
所々こうして水が流れているのでスリップ注意です。
コバギボウシやウメバチソウが咲き
ワレモコウの仲間のシロバナトウウチソウやアカバナトウウチソウ
なんだか下の部分がネコヤナギの花に似ています。
そして目立っていたのが・・・オバケになったミズバショウの葉と
オゼミズギクの明るく黄色い花
ゲレンデでは全然花に留まってくれなかったヒョウモンチョウ(ミドリヒョウモン?)が頻りに蜜を吸っていました。
ヨツバヒヨドリやヤマハハコよりもミズギクの方が好物なんでしょうか?
浄土平湿原でも咲いているようですが何処に咲いているかわかりませんので・・・
初めて見ることが出来ました。
湿原の途中のデコ平口の駐車場への分岐で道を間違えそうになり
休んでいた方に指摘してもらい(やっぱり間違えて駐車場まで行ってしまったそうです)
山と高原地図には載っていたから・・・見ればよかったなと今更ながら思う
元の続きの道に合流 11:50
ここからは眺めがあまり得られない緩やかな登り
途中、一カ所だけ眺めが良い場所が
(グランデコパノラマゴンドラのチケットを買った際に頂いたトレッキングマップには眺望フォトポイントと)
相変わらず霞んでいるけれど川桁山から磐梯山を望むことが出来ました。
ちなみに霞みでわかりづらいんですが
写真のほぼ右外の方の山肌の一部がまるで枯れ木で覆われたように茶色く
たぶん猫魔ヶ岳や雄国沼や磐梯山の八方台で大発生してブナの葉だけを食い尽くしている蛾
ブナアオシャチホコの幼虫の仕業かなと思うんですが・・・
事態は自然に・・・食物連鎖で解決するらしい
(リンクを設けようと思いましたがなんだか気持ち悪いのでやめました)
8~11年周期でブナアオシャチホコが大発生
それに伴い幼虫と蛹を捕食するクロカタビロオサムシも大発生
冬虫夏草の一種のサナギタケによる蛹への寄生
これによって約9割が死滅
・・・だそうです。
ちなみに葉が食い尽されてもブナが枯死することはないようです。
青虫は苦手なので、磐梯山や猫魔ヶ岳に登山するなら9月下旬頃から?蛹になってからが安心かな (^_^;)
でも・・・
すぐのベンチで小休止
何か正直もう暑くて帰りたくなってきた (-_-;)
それでもまだ頑張ります。
ここから下ってまた登って目の前をいろんな蝶がヒラヒラ・・・
ヨツバヒヨドリには必ずアサギマダラ
給蜜中にそっと後ろから・・・よっぽど好きなんでしょうね
逃げないので手で捕まえるのは簡単です (^_^;)
マーキングは無し
緩やかに下るとブナの原生林に到着
今年のブナの実は豊作か?
そうだとすると、ここの熊さんは困らなそうですが・・・あちらは
そこそこ太い木もあって良い雰囲気の森
何といったって木陰が嬉しい♪
早稲沢・百貫清水経由早稲沢分岐 12:16
ここから左の百貫清水に下り
帰りは登り返して一周、右側から戻ってきます。
続きは明後日に・・・明日は一日遅れの速報?記事を割り込みます