晩秋の冷たい雨に濡れて・・・
11月9日。
残念ながら天気は曇り後雨の予報で
実際、今にも雨が降り出しそう (T_T)
そんな中、トレッキングクラブの芋煮会に参加してきました。
その芋煮会の会場は、このブログでお馴染の水林自然林・・・のキャンプ場。
でもその前に、トレッキングクラブなんだから歩くんです。
周辺図の「現在地」が水林自然林。
見難いかもしれませんが、参考までに載せておきます。
先ずは荒川の左岸、荒川発電所に通じる道を上流側へ。
のっけから熊出没注意の看板が何枚か立っていて・・・
今年は、すぐ下流側のあづま総合運動公園でツキノワグマの目撃情報が4件も。
いずれも親熊1頭子熊2頭・・・親子熊はおっかね~。
という事で、大勢で賑やかでも熊除けの鈴を鳴らしながらの散策となりました。
周辺の紅葉は盛りを過ぎていて、すでに晩秋の雰囲気が漂っていましたが
カエデは赤や黄色に色付いていてまだきれい。
(今回は団体行動なのであまり写真は撮れずじまい)
若干ビクビクしながら最初の目的地の・・・
国登録有形文化財(建築)に登録されている大正時代に造られた地蔵原堰堤に到着。
仮設橋の代わりにいつの間にか整備されていた仮設橋???
橋が架けられていないので橋ではない・・・無理をしないと対岸に渡れません。
(たぶん12月14日の「第17回あづま荒川クロスカントリー大会」の頃には普通に渡れるようになっているはず)
その地蔵原堰堤を後に向かったのは、さらに上流側の荒川大暗渠砂防堰堤なんですが
その間、ヤマドリが近くの薮の中から突然飛び去ってビックリ!
そんな事が2回も (-_-;)
土手の上の国道115号線を正面に
右側に見える安達太良連峰最高峰の箕輪山を眺めつつ堰堤を渡って
今度は荒川右岸を下流側の水林自然林に向かいます。
ウバユリ。
辿る道は昔の土湯街道?
排水洞門と不動尊。
地蔵原堰堤再び。
個人的に何回かこの辺りを散策していますが
地吹雪を経験したり膝上ラッセルをしてみたりなど・・・それは冬から早春の間の雪がある時期だけ。
だって、こんな熊の爪痕が至る所にあるし熊棚も。
よって熊が冬眠する前・・・秋の散策は初めてでした。
小富士橋の下をくぐれば、個人的冬季限定散策エリア外のいつもの慣れた場所。
今まで水林自然林の中では熊の爪痕などは見た事がありません。
(見逃しているだけ?)
でも、人気がなければ念のために熊除けの鈴を鳴らしている時もあります。
堤防から見える林内を彩るカエデの紅葉は後回しにして・・・
次はキャンプ場での芋煮会♪
美味しそうに撮れなかったけれども、かなり美味しかったイワナの塩焼き。
その他に芋煮(こちらがメイン!)は醤油味を1杯、味噌味も2杯食べました。
・・・私、少食なんですが。
食べ終わる頃になると、見えていた吾妻小富士や安達太良山や蔵王山が段々霞んできて・・・
冷たい雨のために残念ながら宴は早めに終了。
あったかい♪
素早く丁寧に後片付けをしたら・・・
水林自然林は勝手知ったる場所。
落ち葉で道が消えているところもありましたが皆に先回りして彼方此方。
ただ、傘を差しながら片手で撮影&レンズに水滴・・・でイマイチ。
荒井堰を渡れば散策終了。
これでおしまいです。
昔雨のなかでシューシューパチパチ音を立てるたき火を思い出しながらお腹をすかせています(笑)
夏休みに見たウバユリがこんな風になるとは。もう種が飛び去ったあとでしょうか。特製の羽に挟んだ種子はおみくじのようで開いてみたくなります。
イワナが自分好みの焼き具合になったらいただきます。
「あれ、まだ生焼け?」と思ったら、その部分を直接火で炙る (^^ゞ
美味しいけれども、ひとり1匹で我慢。
余ったイワナは何方のお腹の中へ?
ウバユリの花は水平に咲くのに実は垂直に。
なんとも不思議ですが、種の保存のためならば。
このぐらいの開き具合だと種はまだ中に残っていたかもしれません。
姥の御神籤・・・姥神様がポッと思い浮かびました(^^ゞ
大好きな場所で、心落ち着く場所ですね。「キンラン」が咲く頃からゆっくりと散策してますが、熊出没で秋に行ってませんでした。
こんなにもきれいな写真に感動してます。雪が降らないうちに行ってこようと思います。
個人での散策だったらたぶん何時間も。
出来ればゆっくりと時間をかけて散策したかったです。
今年は山でも麓でもいつもより余計に熊にビクビクしていたような気がします。
ありがとうございます♪
雪が積もればシ~ン・・・
雪が降る前は落ち葉をガサゴソ、霜柱をザクザクと踏みしめたり・・・音も楽しむのもいいですね。