吾妻小富士のお鉢巡り
富士山に登頂する自信の無い方もどうぞ
(自分も自信がありません)
下りが苦手な方は時計回りするのがいいかも
ちなみに
ここからの御来光も♪
その後の刻々と光が変化する時間帯も♪
で、視線を右下の方に向けるとアレはなに?
「姥ヶ原 花山歩(2013.6.23)その4 鎌沼南岸の・・・」の続きです。
大きな石がゴロゴロの分岐から蓬莱山の南側を捲いて浄土平へ下山します。
ここからは所々歩きにくい場所がある下り
ストックを使いたいし、カメラを2台首から下げてブラブラするのも疲れましたので (^_^;)
あえて標準ズームレンズ装着のK-xをしまって望遠ズームレンズ装着のK-5だけで
(いつもと同じ場所もレンズが違えば・・・)
姥ヶ原分岐 13:10
すぐの木道右側奥の東吾妻山側の小湿原
去年の夏、7月29日は物凄い数のワタスゲで埋め尽くされていましたが
雪が遅くまで残る場所なので開花も遅い・・・という事で当然まだでした。
浄土平湿原でフワフワのピークを見逃してもここに来れば見る事が出来るチャンスありです。
鎌沼から流れだす小川の奥にはワタスゲ・チングルマ・イワカガミ・コバイケイソウ
しばらく平坦な登山道を進むと
反射板がある高山と安達太良連峰が見えてきます。
安達太良で見えているのは箕輪山と鉄山と・・・
中央のトンガリは船大明神・・・という事は船明神山と障子ヶ岩
安達太良山本峰乳首はここからは見えないみたい
道が下りにさしかかると前方に親子の様な吾妻小富士と深い青緑色?の桶沼、そして浄土平湿原
・・・ん?
浄土平のはずれ、磐梯吾妻スカイライン沿いになにやら白いモノが集まっている場所を発見!
後でスカイラインを歩いて行ってみよう♪
浄土平駐車場は午後になっても混んでいるみたい・・・
いつもは車が減り始めて空きが目立ってくる時間帯なのに砂利敷きの駐車場まで混雑
・・・ってまだ13:30か (^_^;)
一切経山に登らなかった分、いつもより1時間早いから・・・
前回の6月2日の山開きの時とはちょっと変化した、気になる一切経山の噴気孔をさんざん撮りまくり
(これは別記事でアップします)
樹林帯へ
ここでは・・・
ツマトリソウや
マイヅルソウが多く咲いていて
福島県の希少植物であるエゾノヨツバムグラも・・・蕾
後はあの白いモノの正体を確認するために浄土平湿原の木道を桶沼方面へ
磐梯吾妻スカイラインにでて桶沼園地入口を通り過ぎて少々進むと・・・ありました!
が、木々の陰に隠れて見え辛いしちょっと離れてる (-_-;)
でもこちらは望遠ズームレンズ♪
枝の隙間から300mm(35mm判換算450mm)で狙って
コバイケイソウとワタスゲの群落でした♪
咲いていたのは3分の1ぐらいでしたが全部に蕾
きっと今頃は・・・
いくら花が咲いているからといっても湿原に入るのは禁止
ちゃんとトラロープで仕切られているという事は・・・
あ、近くにめっけもの
ハクサンチドリも
道路沿いなので撮り易いけれど、車に注意!
湿原に戻ると100人規模の団体さん
\(◎o◎)/!
ワタスゲの写真を撮っていた方と一緒にビックリ
道を譲った後は、またワタスゲ撮り (^_^;)
耳かきのために一本欲しい感じですが・・・
荒々しい風景
緑に覆われた風景
両方一度に楽しみながら
浄土平駐車場到着 14:30
今年、浄土平4回目でもまだ登っていない吾妻小富士
その上空の青い空
こちらも青い一切経山上空
噴気は東にたなびいて
スカイラインの涅槃坂や火山性ガス発生駐停車禁止区域のキツネ地獄に滞留している様子
青い空は下山・・・一応。
下山したから (?_?)
その火山性ガスを車のエアコンを内気循環にしてやりすごし、あとは窓全開!
微かな硫黄臭漂う「つばくろ谷」にかかる不動沢橋に寄り道をしてさんざん写真におさめてから帰りました。
山行・・・山歩きの記事はこれでおしまいです。
写真を撮っている事もありますが、同じ場所に何度も足を運ぶとこないだは気にならなかったものが今日はメインになったりとホームグラウンドがあるというのはいいですね♪
写真や山歩きを始める前はあまり「良いところ」だとはあまり思わなかったんですが、今はもう「好いところ」
色々とありますが・・・それでも「好いところ」に違いありません。
それに同じ時期でも・・・ホームグラウンドで何か変化を探して探して観察眼を鍛えられますしね。
その眼を彼方此方遠くに出掛けた時に使えば皆と違ったものが撮れるはず!?