穴場?の湿原
ニョキニョキ沢山飛び出していますが、7月上旬だったら・・・
凄かったんだろうなと容易に想像できます。
まだ梅雨明け前の東北地方
おかげさまで7日も14日も15日も山行×××
山に登れない日々が3週間
その間、福島県北部近辺の山を検索
コマクサの状況を知りたくて蔵王の熊野岳を検索していたら「御田の神」
なるほど♪
山と高原地図「蔵王・面白山・船形山」で確認してみたら「お田神」の文字とお花畑のマーク
これで行先は決まり!
今回の地図(赤い斜めの磁北線の間隔は1km)
まずは刈田駐車場から西の御田ノ神湿原へ
その後刈田駐車場に戻り刈田リフト脇の登山道
馬の背まで登ったら御釜そしてコマクサを見ながら熊野岳へというコースです。
7月21日5時起床
さっそく「tenki.jp」で山形県付近の雨雲レーダーを確認
なんだか北西側から小さな雨の範囲が蔵王に向かってきているんですけどー
曇り空の福島市を出発 6:30
自宅から蔵王エコーラインの刈田駐車場まではナビによると距離は75kmで1時間45分の道程
国道4号線をひた走ると白石市付近で車の燃費計が20.8km/l♪
ちなみにカタログでは18.0km/l
ガソリン代が高くなり、とても気になる今日この頃
蔵王エコーライン手前から登山客を乗せたバスの後ろに・・・
森を抜けるといつの間にか雲の上に出ましたが青空ではなく薄雲り
ヤマアジサイやヨツバヒヨドリを眺めながらノンビリ
そして蔵王ハイライン入口を通過
南蔵王縦走路入口付近の刈田峠の駐車場そして僅かな駐車スペースは全て満車
実は御田ノ神を知る前は南蔵王縦走路の杉ヶ峰~屏風岳間の芝草平も行先の候補のひとつでした (^_^;)
刈田駐車場 8:30
こっちはあまり混んでいない♪
エコーラインを5分ほど歩いて宮城・山形県境を越え上山市に入るとすぐ左側に
御田ノ神湿原入口
入口近くに駐車場や駐車スペースはないので刈田駐車場から歩くのが○
御田ノ神園地の案内板
案内板の下には咲き始めたワレモコウ(吾亦紅)
追記...ワレモコウ属のアカバナトウウチソウ
数年前に整備された綺麗な木道
ちなみに湿原全体に木道が整備されているわけではなく
湿地と湿地の間の一部に泥濘アリ
その木道の先には高山・吾妻小富士・一切経山…西吾妻山・西大巓までの吾妻連峰がズラリと見えていました。
木道脇にはキンコウカ
なんとか間に合ったハクサンシャクナゲ
広々として気持ちがいい♪人が少ない♪
ワタスゲがチラホラと
ただ、フワフワの状態ではなく・・・やっぱり雨が降った?
そして黄色は全てキンコウカ
まだ大部分は咲き始めだったので今週末ぐらいから見頃を迎えるかもしれません
チングルマの果穂も
花ばっかり見ていましたが目線を上げると
飯豊連峰がズラリと見えていました。
6月30日に倉手山から眺めて山座同定したばかりだけれど、わかんないな (^_^;)
クッキリとデジタルフィルターでHDR加工・・・石転び沢雪渓はどれ?
そういえば先週の豪雨で喜多方市山都町の飯豊山登山口に通じる林道が数ヶ所崩落したようです。
復旧の目途はたたずだそうで・・・
キンコウカだけではなくアサヒラン(サワラン)も多く咲いていました。
花後のコバイケイソウが「これでもか!」的な場所を抜けると
木道の先に赤い屋根の避難小屋
その向こうに見えていた吾妻連峰・飯豊連峰は
なんだか劇場の幕が下りたみたいに雲が・・・下りたんじゃなくて昇ってきて見えなくなってしまいました。
ひと通り湿原の植生がわかったところで花撮り開始♪
続きます。