雪景色に五反幡の彩り。
木幡の幡祭り
(国指定重要無形民俗文化財)
950年以上の歴史と伝統がある「木幡の幡祭り」は「日本三大旗祭り」のひとつ。
天喜3年(1055年)前九年の役、奥羽地方鎮定に向かった源頼義・義家父子が戦いに敗れて僅か数騎で立て籠もった際
夢枕に現れた天女のお告げにより祈願したところ
その夜、折からの雪で木幡山の木立は源氏の「白旗」のように見え
攻め寄せてきた安倍の軍勢は、これを源氏の大軍と思い込み戦わずして退散してしまった。
・・・という故事により、源氏の白旗に見立てた幡を
木幡山、そして別峰羽山に奉納する勇壮な平安絵巻「木幡の幡祭り」として引き継がれ、現在に至っている。
「二本松市 幡祭りの里 こはた 元気ガイドマップ」などから一部引用。
11月24日は父親の実家の畑で収穫した野菜をたっぷり頂き
ネギの匂いを車中に充満させてお持ち帰り。
11月30日と臨時休暇?の12月1日は日中でも暗く、そして雨。
休日3日分を写真も撮らずに過ごしてしまい・・・
迎えた12月7日は、毎年12月第一日曜日に開催される「木幡の幡祭り」の日。
今冬初めてのちゃんとした降雪(初雪は12月5日)の福島市から国道4号線を南下。
道の駅安達付近の気温計は氷点下3℃を示していましたが路面凍結はなし。
二本松市から県道62号線を経由して・・・
阿武隈山地の雪道にドキドキしながら二本松市の木幡地区へ。
8時前に臨時駐車場に無事到着して余裕の駐車。
山歩きの準備をして・・・
出立式が行われる旧木幡第一小学校グラウンドへ。
まだ幡の集合時間には早いので
竹林や
準備の様子などを。
幡集合の8時30分が過ぎて、幡が集まってくるとともに雪の降り方も強く。
これ幸いと?フラッシュ!
傘も彩に加わり
9時からの出立式の開会直前には雪が止んで青空が見え始めました。
御祓いや挨拶など・・・出立式中。
時々吹く風で幡が靡くのでスローシャッターで撮ってみましたが中途半端な結果に。
出立式の閉会後は
木幡音頭踊りや
餅つき。
そして幡競走。
先ずは堂社幡競走(先達幡・色幡・小幡競争)から。
普通に撮らずに流し撮りに挑戦。
この角度からは厳しい・・・でも微妙に流れた?
ちなみにカメラは「K-5」と「K-x」の2台。
「K-x」の方は設定を間違い・・・
この写真の場合は、絞り値がF16でISO感度が200。
その結果が1/125秒。
これではシャッタースピードが速過ぎました。
流し撮りに絞り過ぎによる回折現象を気にする必要はあまりない?
最後は一般参加者の番。
あらら・・・幡が重いから (^^ゞ
幡競走が終われば
旧木幡第一小学校でのイベントは万歳三唱と餅まきを残すのみ。
ですが・・・幡行列の出発前に早めの場所移動。
続きますが、ここ最近いろいろ忙しくて (~_~;)