ひーたの休日

続々編「ひーたの休日#3」
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鎌沼シャーベットブルー(2016.4.24)その1 浄土平から

2016年04月27日 23時57分58秒 | 2016年の山歩き

続く木道の向こうに・・・



4月24日。


目覚めれば、曇り空。
早速ネットで雨雲レーダーを確認すると、目指す東吾妻に雨が降っている。
その雨が黄砂を洗い流してくれると良いんだけれど。


  


経験上、福島市の気温が10℃以下ならまだ路面凍結の可能性あり。
正直、スタッドレスタイヤのままで急カーブが多い高湯街道や磐梯吾妻スカイラインを走るのはイヤなんですが、
この日のためにまだタイヤ交換をしていませんでした。

気温がすでに14℃もある福島市街地 (-_-;)
黄砂で若干汚れた車を運転して、高湯温泉側から規制が多い磐梯吾妻スカイラインへ。




涅槃坂より駱駝山。

関東・東北豪雨により被害を受けた箇所の復旧工事による通行規制あり。
4月8日~5月8日は不動沢橋~浄土平区間が上りの一方通行。
5月9日~7月下旬は同区間が全面通行止め。





一切経山大穴火口からの噴気を眺め、風向きと風速をチェック。

吾妻山の噴火警戒レベルは2。
そのため磐梯吾妻スカイライン全線で夜間通行止め。
※17時~7時



標高1570mの浄土平の気温は4℃。
何故だか雨が降った様子はありませんが?




東吾妻山を見ても蓬莱山を見ても、この時期にしては残雪が少なすぎ。
そのせいか、山スキーの準備をしている方は1人もいません。

私の本日の目的地は、登山道が無くて雪を伝ってしか登れない前大巓と平石山。
予定変更を強いられそうですが・・・
一応、入山者カードに雪の状態によっては前大巓までと記入。
浄土平ビジターセンターの投入箱に提出してから・・・


浄土平駐車場出発 8:30


あ、トイレに立ち寄ってから (^^ゞ




急速に晴れた空に現れた肋骨はジェット巻雲?
シーラスストリーク?&トランスバースライン?




この春は火山性地震の回数が一時的に増えていましたが、最近は0回続き。




あ、ホシガラス♪




雪解け水が流れる小さな沢。




その付近一帯・・・




気泡ブクブク硫黄臭。




観測装置がまた増えましたね。


雪解け水が流れていて沢状態の登山道も、すぐに雪で覆われて・・・


分岐 8:54




浄土平~酸ヶ平の登山道は通行止めなので、姥ヶ原方面へ。




ミヤマハンノキの枝を掻き分け、時には潜って・・・ザックが引っ掛かる迷路に一苦労。




バルタン星人はオオカメノキの新芽。




ダケカンバの迷路も抜けて・・・


迷路迷路と書きましたが、トラロープ沿いに進めば大丈夫。




急な階段はまだ雪に埋もれていて、今は急斜面。
振り返れば、樋沼と・・・




吾妻小富士。




一切経山大穴火口からの噴気。




蓬莱山の南側の雪原に出れば、後は緩やかに登るだけなんですが・・・暑い!




丁度良い岩を見つけて、そこでウェアの調整と水分補給を兼ねて一休みしようと思ったら・・・
岩全部が苔に覆われていたので立ったまま休憩 (^^ゞ




トラロープも何時しか途切れ、目印も少なくガスったら道迷いしそう。









肌を突き刺す紫外線と雪面からの照り返し。
対する日焼け止めはザックの雨蓋に入れたまま。
塗っていないのに気が付いたのは下山してからでした。
あ、サングラスは掛けていたので目は大丈夫。




快調に雪原を進んで行くと・・・




残雪期恒例。
踏み抜き注意区間の始まり始まり。

が、それも長くは続かず夏道が露出。




そして再びの雪原。
ここには小川が隠れていますが、水音は無し。
まだどこでも歩けますが、これからは要注意。


分岐を鎌沼方面へ 9:47




初夏にはイワカガミやチングルマが咲く姥ヶ原。
今は何も咲いていないし、あのブルーがすぐ先に待っている!
先を急ぎます。



続きます。


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