安寿と厨子王物語由来の地
あぶくま親水公園の後は
その駐車場に車を置いたまま、県道を挟んで反対側の福島市小鳥の森へ
そういう予定を立てていましたが、なんとなく小鳥の写真を撮る気を失くしてしまって・・・
結局向かったのは渡利の弁天山
どちらも一応、山という事で (^^ゞ
2011年4月17日
花見山公園の帰りに、ここの状況を何も知らずに訪れて以来です。
弁天山公園東口 10:35
花弁が地面に落ちていたから寒ツバキではなくてサザンカに違いない
階段状の登山道が苦手なら階段を上りまくれば苦手ではなくなる・・・かも
ここは段差がそれほど大きくないので上り易い
以前は密集していた竹林も殆ど伐採されてスッキリした印象の山肌を左に見て階段を上り切ると
目の前に
椿の里の展望台(福見山) 10:46
ここからは真正面にデンと信夫山
阿武隈川に架かる緑の橋は国道4号線の大仏橋、そして松齢橋
霞んでいて遠望が利かないのが残念
中央付近にJRA福島競馬場
展望台から一段降りると
蚕祖神社跡
今の福島県立福島明成高校の前身のさらに前身の同窓会が
雅皇産霊神・大宜都比売神、そして蚕養神を合祀勧進・・・
御神体は何処へ遷されたんでしょうかね~
この広場の一画には
シダレザクラ
名のある枝垂桜ではないけれど、なかなかの樹だと思うんです。
2010年4月18日撮影
その枝越しに、更に霞んで今にも見えなくなりそうな吾妻小富士
南側の展望も開けているので、花見の時期にはここにブルーシートを広げて宴会をする方々も
そして、安寿と厨子王物語由来の地の伝承碑
反射で読み辛いかもしれませんがあしからず _(._.)_
ちなみに弁天山で検索すると稲川さんとか・・・オカルトチックな話がやたら出てきますが
映り込んでいるのはワタクシなので~
それはいいとして
信夫の細道は現存・・・で、咲かずのツツジ?
この弁天山に大蔵寺、そして花見山分岐から十万劫山までの間
しのぶの細道は部分的に歩きましたが、未踏部分にその案内でもあるんでしょうか・・・
その後の様子を知りたければ森鴎外著の「山椒大夫」を読むべし。みたいな事も書いてあります (-_-;)
弁天山の桜に吾妻小富士に種まきうさぎ・・・微妙に一切経山の噴煙も?
多重塔も気になりますが、大蔵寺のものかな・・・
大蔵寺の名がでていたから「大蔵寺のしだれ桜」
2010年4月18日撮影
ちょっと色味が欲しくてこちらも載せてみました
こちらは春日侍従北畠顕國卿遺蹟
北畠家といったら個人的に霊山などが思い浮かびますが
色々調べてしまうと沼にはまってしまいそうなので今回はなし
桜並木の向こうに見えてきたのは現実と苦み
モニタリングポスト
その数値は除染の効果大ありでしょうか
0.189μSv/hを示していました。
2011年4月に知らずにここを訪れた時は相当高かったらしい・・・
この界隈に避難してきた方達が放射線量が高くて再避難したという記事が新聞に載ったぐらい
去年に
椿舘(椿山)山頂 11:00
椿山展望台の前に鎮座しているのは
都婆岐大神と刻まれていて金で装飾
お隣の朱色の文字はよくわからなかった・・・
都婆といったら思い浮かぶのは卒都婆に卒塔婆
岐大神(いきおおかみ)は足腰の神様
ホントのところ、都波岐大神が正解でしょうか?
続きます。