火山風景の中を。
紅葉半ばの安達太良山(2015.9.23)
「その1 山頂乳首へ」の続きです。
安達太良山山頂下の広場を出発 10:45
珍しく無風の牛ノ背を・・・
牛歩の如くとまではいかないけれど、まあノンビリ進みましょう m(__)m
後方も気になる。
まだハロが出現中。
前方も気になる。
先の雲の形がどんどん変化して・・・
左手の石筵川源頭の紅葉も気になるし。
「ほんとの空」ばかり眺めていたご褒美としてこんな珍しい雲も♪
たぶん。。。
蜂の巣状雲は世界気象機関で分類された・・・9「変種」のひとつ。
巻層雲・高積雲・層積雲で見られ、天候が良くなる兆しと。
雲が消える過程に見られる雲で、この2分後に撮った写真ではすでに形が変わっていました。
風がほとんどないのにこのまま下るのはもったいない。
やっぱり矢筈森にも登っておきます。
これまた珍しく、吹き上げてくる風もほとんどなければ硫黄臭もしない。
峰の辻への分岐をいったん通り過ぎて・・・
何度見ても「・・・」となる、その沼ノ平火口をいつもと違う角度で。
この辺りから登山道を右に逸れて、出来るだけ岩の上を歩きましょう。
たいして登ることもなく・・・
矢筈森(標高1673m)到着 11:20
鉄山を越えて、鉄山避難小屋のさらに先。
笹平へと下る途中の岩場からはこんな箕輪山南斜面の紅葉が。
↑リンク先の記事は去年の9月28日に登った時のもの。
今年の紅葉は早いからたぶん・・・
今回は時間がないのが残念。
南側の安達太良山は完全に逆光、ハロも消滅。
モンベル(mont-bell)のオレンジ色の帽子ですぐわかる。
南西の船明神山へのルート上にあの団体さんを発見。
ちなみに私はフォックスファイヤー(Foxfire)のオレンジ色の帽子を被っています (^^ゞ
峰の辻へと下って、分岐からくろがね小屋方面へ。
下山ルートの向こうには、薬師岳とあだたら山ロープウェイ山頂駅。
そして、鉄山南斜面の紅葉を間近に眺めるわけです。
相変わらず福島市街地は霞んだまま。
障子ヶ岩に胎内岩、磐梯山・飯豊山・西大巓、秋元湖・桧原湖。
雲の消滅過程を眺め、行き交う登山者を眺めながら・・・
下山に取り掛かる前にオニギリを2つ。
なんだか雲がグルグルしているけれど?
東側の空以外が晴れ渡ってきたら下山開始。
矢筈森出発 11:45
異様な沼ノ平火口に引っ掛からなければ・・・
すぐに分岐 11:48
しょうがないけれど、しょうがない。
ここからはトレッキングポール使用で。
エゾオヤマリンドウを青空を背景に撮ろうとしましたが、姿勢が厳しくてこれで我慢。
サラサドウダンかベニサラサドウダンの葉が真っ赤っか。
続きます。