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前山への登りの途中から刈田岳を振り返る。
黒っぽく見えるオオシラビソ(アオモリトドマツ)は、葉が少なかったり殆どなかったり・・・
6月16日に蔵王山の火口周辺警報が解除。
6月22日に蔵王エコーラインが全線通行可能に。
そして7月12日。
待ちに待った快晴の休日。
2011年秋、展望が半分だけだった南蔵王のリベンジへ!
・・・なんですが、暑さが心配。
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自宅を5時30分前に出発。
国道4号線を北上して宮城県。
白石市から主要地方道12号白石上山線で蔵王町へ。
遠刈田温泉を過ぎ、大鳥居を通り抜けて蔵王エコーライン。
刈田岳の登山口がある大黒天の駐車場はガラガラでしたが、本日の目的地は中央蔵王ではなくて南蔵王。
南蔵王の登山口のすぐ近くにある肝心の刈田峠路側帯駐車場は、他の路肩のスペースも含めて満車!
7時頃なら大丈夫だと思ったのに (T_T)
しょうがないので登山口から2kmぐらい離れた刈田駐車場へ。
刈田リフトがまだ動いていないので駐車車両はまばら。
広い駐車場ですが、出来るだけ歩く距離が少なくなるように道路際の端っこに車を止めて・・・
歩く距離が予定より4kmぐらい増えてしまったので、のんびりではなくそれなりに準備。
熊野岳上空を飛ぶパラグライダーを見ながら朝食の赤飯おこわを食べて・・・
刈田駐車場出発 7:52
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出だしからいきなりのハクサンチドリ。
南蔵王の山並みを右手に見ながら・・・
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屏風岳・前山・杉ヶ峰・南屏風岳、その裏に隠れて不忘山。
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安達太良山と吾妻連峰も見えました。
強烈な日差しを浴びて、蔵王エコーラインをひたすらひたすら。
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7月5日の磐梯吾妻スカイライン(土湯峠側)の路肩にも、この花が延々と咲き連なっていたけれど?
加えてハクサンチドリも凄い数。
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もう暑いので振り返ってみた。
いや、雲に魅かれて。
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蔵王ハイライン入口手前から刈田岳山頂の刈田嶺神社を見上げる。
それにしてもオオシラビソの状態がおかしい・・・
南蔵王縦走コース刈田峠登山口 8:15
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不忘山までは片道7.5kmなんですが、もうここまで2kmぐらい歩いているから・・・
暑いのに往復19kmも歩くのは無理!
とりあえず屏風岳まで行って、行けるようだったら南屏風岳まで。
先ずは本当の刈田峠への下り。
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ガクウラジロヨウラク。
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ノギランかネバリノギラン。
小湿原には・・・
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チングルマの果穂。
残雪が遅くまであった場所に花も僅かに残っていたけれども、写真は失敗。
下山時にじっくり撮り直し。
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アカモノ。
刈田峠避難小屋分岐 8:30
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本当の刈田峠からは緩やかな登り。
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イワオトギリ。
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枯れたオオシラビソに絡むツルアジサイ。
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瓦のような石で覆われた短い急登をこなし、休憩にちょうどいい岩場へ。
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ミヤマシャジン。
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風がほとんど吹いていませんが、上空はそれなりに?
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太陽に手をかざして眺めれば、微妙にハロが現れていました。
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朝日連峰の主峰の大朝日岳。
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刈田岳でもここに来るまでも、オオシラビソに異常あり。
何の仕業だろう?
新芽が少し出ていたものもあったけれど・・・
冬期、こんな状態でアイスモンスターと呼ばれるぐらいに樹氷が成長するんでしょうか?
休憩を程々に切り上げ、七ヶ宿町と蔵王町の境に続く登山道を太陽を正面に南へ。
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シャクナゲが見頃♪
・・・で、葉っぱの基部に注目。
これは浅い心型で葉柄に接しているのでハクサンシャクナゲ。
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ミヤマハンショウヅルの実。
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日陰がほとんどありません。
しゃがんで花を撮る余裕もありません。
目線の高さに花があったら撮るという感じです。
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分かり難いですが、葉っぱの基部がスムーズに葉柄に接しているのでアズマシャクナゲ。
ノロノロと緩い登りをこなして・・・
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通過点といった感じ。
前山山頂(標高1684m)にやっと到着 9:07
続きます。